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有名人がお忍びで来店する、鶴橋の路地裏で韓国人まで大絶賛する激ウマ韓国料理を見つけた!

仕事でヘトヘト。
翌日に備えて精力をつけねば……。
そんなとき、ふと某著名人の言葉が頭をよぎった。
「とにかく何を食べても旨いねん!! あんなお店があったなんて驚きや」
そう言うと、周りの人たちも同じ反応。
「日本で韓国よりも美味しい韓国料理を食べたのは初めて」と、韓国人女性までが言う。
そのお店こそが、韓国家庭料理「鶴本家」だ。

鶴橋駅から徒歩数分。
アーケード街を反れた路地にその店はある。
店主であり、シェフの生駒律子さんはその秘密をこう明かした。
「主人がその昔、ソウルで7店舗の結婚式場を経営していて、そのなかの料理を彼が考えて作っていたんです。
そのレシピをベースに、このお店で提供しているんです」

何を食べても旨いといわれているとおり、この日替わりのおかずだけでかなりのモノ。
キムチは自家製、明太の味噌あえ豆腐は抜群にウマイ。
「味噌も自家製です。
主人が味噌にうるさくて、ほかの韓国料理店に行ってもまずは味噌を舐めて、この味噌だと何の料理が美味しいか判別するんです。
なので料理によって味噌はそれぞれ異なるんです」
オーダーしたのは「チャドルバギコース2人前」(4500円)と「お肉追加」1人前(1500円)。
「うちはすべて生肉でこのコースのお肉はカルビの裏側の肉です。
希少部位でこのお肉があるので是非このコースがおススメですね。
オギョプサルがありますから追加のお肉はそれでどうでしょう」
オギョプサルとは、5枚肉のこと。
豚の皮まであるお肉で、下処理をしていないと皮に毛が立つ。

このツルンツルンの皮を見よ!
このコースは焼きにんにくや包み野菜、ネギサラダなどがコースに含まれている。
ちなみにオギョプサルは、皮が透明になったら食べごろの合図となる。

このネギは、シャキシャキ新鮮。
そのままでも食べられてしまう。

サンチェやエゴマの葉に加えて、生ニンニクも。

これを焼くとヤバイ。
旨すぎて箸がとまらへん!

大好きなゴマの葉のキムチも追加。
聞くと、「こちらも手作りです。今から作ってきます」と出てきたのがコレ!

こりゃ、明日はしっかりと働けます。
食べ方はいろいろ。
自分好みにプルコッチ(青唐辛子)を入れて、ニンニクをはさんだり……。
こんな食べ方も。

これだけ食べればたちまちマンプクに。
シメは「アワビお粥」(1980円)である。
実は、これが半端なく旨いと聞いていた。
「とても新鮮なアワビなので、まずは生で召し上がってください」

こちらも冷凍ではなく、生。
ごま油で食す。
見ての通り、ウマイに決まっている!
そしてお待ちかねのシメが、デ・デ・デーンと登場や。

済州島のアワビは最高峰。
肝を溶かしてお粥がグリーンに見えると新鮮、品質の良いアワビとされている。
ライトの加減でわかりづらいが、完全なるグリーン。
良いアワビに見せるため、色づけしている韓国料理店もあるので注意をしたい。

アワビとごま油、塩だけの体に優しいお粥。
「もうオープンして5年になります。
手長ダコやケジャンも人気ですね。
ただし、良い食材が入らないと提供できないのであらかじめ予約をしておいて頂ければ、最高級のワタリガニも用意しますよ」
とにかく味のレパートリーが豊富で、かつクオリティが高い。
韓国料理が苦手という人でも、きっとこの味に驚くはずだ。
一緒に同行した記者連中は全員感嘆。
絶賛の嵐だったと付け加えたい。

韓国家庭料理 鶴本家
[住所]大阪市生野区鶴橋2-7-6
[TEL]06-7850-8181
[営業時間]10:00~22:00
[定休日]不定休

加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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kato
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