大正時代から続く老舗を若き5代目が継いだのは24歳の時。理由は先代の急逝だった。伝統を守りながらより高みを目指し、今35歳。
画像ギャラリー鮨 なかや(最寄駅:亀有駅)
ネタよし、シャリよし。端正な寿司を気軽に楽しめる名店
仕事の完成度はその端正な握りを口にすればすぐに納得できるはず。「寿司の命」と心を注ぐシャリは何種も食べ比べて選んだという自然乾燥米の粘り気が少ないコシヒカリで、ネタの個性に合わせて赤酢と白酢を使い分け。魚は築地や足立市場のほか関サバやカレイなどは名産地の大分から直送している。目標は「質の高い味をお気軽に」。代は変われど心は同じ。愛され続ける理由がよーく分かる。
超特上握り
4536円
天然本鮪中トロ、白イカ、赤身、天然しまあじ、赤貝、あじ
かわはぎ
540円
穴子と胡瓜のつまみ、毛ガニのほぐし身
時価・写真は2160円、時価・写真は2700円
お店からの一言
「伝統を大事に、常に進化していきたいと思っています」
鮨 なかやの店舗情報
[住所]東京都葛飾区亀有2-61-4 [TEL]03-3601-2743 [営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時~22時半(22時LO)※ランチタイム有 [休日]月 [席]カウンター、個室あり、全38席/全席禁煙/予約可/カード可/個室のみサ5%、夜のみお通し代540円別 [交通アクセス]JR常磐線亀有駅南口から徒歩5分
撮影/大西尚明 取材/肥田木奈々
2018年11月号発売時点の情報です。
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