メニューにズラリと並ぶのは、その日使用するネタと産地の一覧。一見しただけで店主の素材への熱い思いが垣間見え、期待に胸が高鳴るはずだ。
画像ギャラリーすし ふくづか(最寄駅:飯田橋駅)
46度にこだわったほんのり温かな酢飯に唸る
例えば、マグロは大間やボストン産の天然物。部位ごとに使い分け、熟成させて最良のタイミングで提供するという。ネタもさることながら、シャリにも見逃せないこだわりがある。「シャリは温かめの46度が一番美味しい」と店主が胸を張る通り、ほんのり温かな酢飯を使っているのだ。赤酢と米酢をばらちらし用にブレンドしており、ふくよかな旨みと程よい酸味が一層楽しめる。そのシャリと存在感あるネタすべてが渾然一体となり、感動の美味しさを生み出している。席数が限られているので、予約して訪れたい。
特ばらちらし(焼き胡麻豆腐、和野菜の和え物、お椀、お口直し付
3600円(※平日のみ)
上ばらちらし(焼き胡麻豆腐、和野菜の和え物、お椀、お口直し付き)
1800円(※平日のみ)
すし ふくづかの店舗情報
[住所]東京都新宿区津久戸町3-5 2階 [TEL]03-5579-2860 [営業時間]12時~14時(13時半LO)、17時半~23時半(21時半最終入店)※ランチタイム有 [休日]月 [席]カウンターのみ全7席/全席禁煙/予約可/カード可/夜はサ10%、お通し代なし [交通アクセス]地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3番出口から徒歩5分
撮影/貝塚隆 取材/市村幸妙
2018年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。