吉祥寺食パトロール

吉祥寺グルメ情報_吉祥寺で「安い!&ボリューミー!&ご飯大盛り無料!』な、男メシ! の件/おっさん女子の吉祥寺パトロール(138)

吉祥寺って、ザックリいうと女子向けの街である。 まず美容室、オシャレカフェ、雑貨屋……。さらに飲食店も、とにかく年齢問わず、女子のハートをつかむことに熱心な街なのである。 しかしそんな女子マインドの街にも、男性客狙いの店もある。今回は、吉祥寺の男メシの店をご紹介だ!

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吉祥寺で「安い!&ボリューミー!&ご飯大盛り無料!』な、男メシ! の件

吉祥寺って、ザックリいうと女子向けの街である。
まず美容室、オシャレカフェ、雑貨屋がムダに多い。
さらに飲食店も、若い女子狙い、ママさん狙い、武蔵野マダム狙いなどなど。
とにかく年齢問わず、女子のハートをつかむことに熱心な街なのである。
このお花見の時期、女子狙いの店が激混みなので、そんな店に突撃したら、確実にお茶難民&ごはん難民になります(涙)。
しかし! そんな女子マインドの街にも、男性客狙いの店もある。
今回は、吉祥寺の男メシの店をご紹介だ!

イラスト/小豆だるま

おっさん女子が考える“男メシの店”の条件とは?

まず、おっさん女子が考える“男メシの店”の条件を挙げてみたいと思う
1:料理が全体的に茶色っぽい
2:複雑な券売機がある
3:トッピングがあり得ないっていうか、無茶
4:カウンター席主体
5:安い&超ボリューミー&ご飯大盛無料
6:お客さんの滞在時間が30分以内
7:(ポーズかもしれないが)女性客も来てほしい感を漂わせる

吉祥寺で“男メシの店”の条件をクリアするのは……?

そしてこの条件に当てはまる吉祥寺を代表する男メシの店は、駅近&パルコのトイメン地下にある『キッチン男のBごはん』である。
もはやイニシャルの意味がないけど、許して(苦笑)。
ちなみに、ほかの街にもあって、中央線だと三鷹、阿佐ヶ谷。
そこに吉祥寺を足して「中央線男メシ三兄弟」と言いたいところだけど、おっさん女子的に真の男メシ三兄弟は、江古田、阿佐ヶ谷、三鷹だと思う。
吉祥寺は軟弱すぎて申し訳ないんで、外しておくね(涙)。
ここは、もう料理が茶色以外の何物でもない。
唐揚げ、トンカツ、チキンカツ、エビフライ、コロッケ、生姜焼きなど、茶色い食べ物はなんでもあります。
しかもメニューが多い&トッピングが複雑で、券売機が超カオスだよ。
たぶん『スタミナ野郎丼』を食べるべきだと思いますが、大盛とかタレの味とか、ニンニク入りとか、とにかく決めなくてはいけないことが多く、ごはんに頭を使うのが苦手な私は(123回参照)苦戦するのであった……。
だって『スタミナ野郎丼』関係で、10種類くらいあるし(涙)。
しかも悩んでいると、券売機渋滞の原因になってしまう……。
なるべく混んでいるお昼時は外して来店する私である……。
しかし、最終的にはなんかもう、何頼んでもいっしょだろ! っていう気分になって、毎回なげやりにメニューを決めている……。
ちなみに『スタミナ野郎丼』は、ザックリ言うとチキンカツ、豚バラ、唐揚げとかを玉ねぎ&卵でとじてあるっていうか……。
とじきれてない肉は、思いっきりはみ出てるよ……。
さらに、店内で直接トッピングをオーダー可能らしく、見ているだけで胃もたれする光景が繰り広げられます。
生姜焼き+唐揚げなどの組み合わせメニューもあって、もうメニューは無限大。
茶色い食べ物無限大だ!

私は、券売機渋滞を引き起こす確率が多いため、そんなときはオムライスにしていますが、もちろんケチャップごはんのチキンライス。
でもチキンの姿があまり見えません。
さらに味噌汁がつくという、実家の母親の若干手抜きの休日お昼ご飯を思い出します。
とにかく超リーズナブルで、この店でアルコール類を飲むことをせずに1000円使うのは難しいよ。
食事だけの場合、どんなに無茶をしても850円の壁を超えるのは難しいと思われます。
吉祥寺店は、おそらく他の店舗よりも女性客が多いと思います。
常に2~3人の女子と遭遇するし、グループで来ている女子もいる。
私が行ったある日のこと。
この店の『男のBごはん』という店名について話していたギャル系女子グループが「私たち、女で昼ごはんだけどぉ」「ギャハハ~」「マジウケる~」とか言っていて、おもしろすぎて手元が狂い、あやうく味噌汁をこぼしそうになりました(苦笑)。
ギャルと男メシの相性って、意外にいいよねと思ったおっさん女子でした。
ちなみに、江古田店の店名は『男のBごはん 女のHごはん』です。
あ〜、イニシャルにしたら「Hごはん」って……。
なんかごめんなさい……。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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