SNSで最新情報をチェック

八丁堀駅から徒歩5分に位置する「TRUNK CAFE(トランク カフェ)」。世界各地の料理が楽しめると人気のお店は、タコス、アヒージョ、ピタパン付きフムス、ニース風サラダなど40ヵ国以上のグローバルなグルメがずらりと並ぶ。  そんなTRUNK CAFEで、大人気なのがトルコ名物の「サバサンド」。いまや遠方からもコレ目当てで訪れる人も多いという……。

画像ギャラリー

八丁堀で大人気! 「TRUNK CAFE」の「多国籍サバサンド」にノックアウト!

八丁堀駅から徒歩5分に位置する「TRUNK CAFE(トランク カフェ)」。
2018年にオープン。
世界各地の料理が楽しめると人気のお店は、杉山昭紀さん、兄の善紀さんと奥さまの麻衣子さんの3人が経営する。
昭紀さんは、カフェで勤務後、フランス・イタリア・スペイン料理のレストラン、一方、善紀さんはサラリーマンから転身、同じくカフェで勤務したのち、タイ、メキシコ、インド料理などのレストランで本格的に料理を学んだ。
よって、タコス、アヒージョ、ピタパン付きフムス、ニース風サラダなど40ヵ国以上のグローバルなグルメがずらりと並ぶ。
杉山ブラザーズの経験がふんだんにいかされたメニュー展開だ。

さまざまな国のアイテムが飾られた明るく、
広々とした店内で世界の料理が楽しめるトランク カフェ。
近隣のオフィスワーカー、
子育てママなど幅広いお客さんでにぎわう。
ふるさとの味を懐かしんで訪れる外国人も多い。

世界各地のドリンクも提供。
約30ヵ国以上のビール、
20ヵ国以上のワインがそろう。

「たまたまふたりとも、同じタイミングで自分の店を持ちたいと考えるようになったので、お互いの経験をいかして『多国籍』ということになりました(笑)」と昭紀さん。
いまは、昭紀さんが調理と店舗管理、善紀さんが店舗経営とPRを担当する。

調理を担当する、杉山昭紀さん。
身長180センチ越えのイケメン!
そしていたって明るい!
お話上手でトークが尽きない(笑)!

そんなトランク カフェで、大人気なのがトルコ名物の「サバサンド」だ。

ランチで人気の「サバサンド」。
昭紀さんが、現地を訪ねて研鑽を重ねた
「スパイスカレー」も絶品。

しかし、そもそもメニューに「トルコ料理」があったわけではない。
サバサンド登場のきっかけは「なんとなく」だった。
「兄の思い付きです(笑)」と昭紀さん。
「ランチのサンドイッチメニューを検討しているときに、『サバサンド』はどうかな?と兄が提案したので、あ、いいかなと思って」
杉山ブラザーズは茨城県筑西市出身。
海がない町だけれど「地元でサバは身近な存在。よく食べるんですよ」と昭紀さん。
とくに、サバの干物はしょっちゅう食卓に並んでましたね」。
したがって、もちろん、サバ好き。
かくして昭紀さんは、試作を重ねてサバサンドを完成。
提供すると、「想像以上の人気でした」。
とはいえ、看板商品にするほどのつもりはなかったため、1ヵ月の限定販売。
「月替わりで、いろんな国のサンドイッチを提供しようと思っていました」。
かくして1ヵ月後、サバサンドの販売は終了。
新たなサンドイッチに切り替わった。
ところが、である。
お店に「サバサンドロス」現象が吹き荒れた。
「お客さんが口々に『サバサンドはないの?」とおっしゃって。
なんだかすごくガッカリされてしまう方が多かったんです」
お客さんを悲しませてはなるまい。
というわけで、サバサンド復活。

お客さんは喜び、いまや遠方からもサバサンド目当てで訪れる人も多いという。
「うちは『サバサンドのお店』だと思っている方も多くって(笑)。
ありがたいことに、お客様が店の名物料理を作ってくださったという感じです」と昭紀さん。
思い付きからはじまり店の名物になってしまったサバサンド。
それはもちろん、昭紀さんの料理の腕前あってこそ。
「誰でも気軽に訪れてほしい」という想いから店名には「カフェ」とあるが、料理はいたって本格派。
そして、調理に「多国籍」な経験が存分にいきているのだ。
厳選したサバに、フランス西海岸・ブルターニュ地方で生産された「ゲランドの塩」をふって焼き上げる。
「塩の味を際立たせたいので、無塩の冷凍サバを仕入れています」と和紀さん。

サバは、
粒が大きめのゲランドの塩をふり、
フライパンで焼く。

パンは国産小麦、天然酵母、オーガニック食材を使ったパンが人気の「カワイイブレッド&コーヒー」のバケットを使用。
「地元・八丁堀のベーカリーのものが使えればと、探していました。こちらのバケットは、皮がバリッとして、中がもちもち。サバとの相性がぴったりでした」

提供前に、サバは再度、カワイイブレッド&コーヒーの
バケットとともに、オーブンで焼いて仕上げる。

具は、あれこれはさんでみた結果、トマトと赤玉ねぎをセレクト。

バケットにサバと野菜をサンド。
野菜は最もトマトと赤玉ねぎが、
目指す味にぴったりだったそう。

そしてサバ、バケット、野菜をつなぐ秘密兵器が特製の「アリオリソース」。
スペイン料理でよく使われる、にんにく、卵黄、オリーブオイル、レモン汁などを使ったソースで、いわば「スペイン風マヨネーズ」。
肉・魚料理や、パエリア、スパニッシュオムレツなどに添えられている。

トランク カフェのサバサンドの
味の決め手となる「アリオリソース」。
ソースは、ニンニクの味が決め手となるので、
厳選したスペイン産のニンニクのみを使用。

「バケットにバターをぬるより、アリオリソースを使う方が、全体のバランスがよく仕上がったんです」と和紀さん。
スペイン料理の技がサバサンドの“グッド サバランス”にいかされたのだ。
アリオリソースはまず、バケットにたっぷりかける。
そしてサバ、トマト、赤玉ねぎをはさんでから、さらにたーっぷりふりかける。
きわめて「アリオリソース『ダク』」で仕上げる。

バケットにも、サバにもアリオリソースをたっぷりかけて完成!

トルコ名物サバサンドと、スペインの出合い!!
その味わいはいかに!?
ガブリとかじる。
小麦の味をしっかり感じられるバケットに、ニンニクの風味が利きつつ、爽やかさを兼ね備えたアリオリソースがしみしみ。
脂のりはよくても、どこか品のよいサバと野菜といっしょに口に入ると、じつに全体がしっくりした味わい。
マヨネーズだと、重たくなるところを、アリオリソースがじつに軽やかに、やさしくまとめ上げている。
アリオリソースによる「一体化現象」。
さらに「ワインに合うであろう現象」!!
これだけでは終わらない。
「サバサンドをサルサと一緒に食べてみてください」と昭紀さん。
まさかの「味変」!
サバサンドのプレートには、トマト、タマネギなどを使った自家製の「サルサ」が添えられている。
うわ、兄・善紀さん仕込みのメキシコ技登場!!

サバサンドは、サラダ2品、サルサ、レモンを添えたプレートで提供。

たまねぎ、トマト、ハラペーニョの
バランスにこだわった「自家製サルサ」で、
サバサンドが華麗なる「味変」!

はい、改めまして。
トルコ名物サバサンドと、スペインとメキシコの出合い!
ギャー!!
トマト、タマネギ、ピリッとした辛み!
グググッとパンチの効いた味わいに、サルサで、サバサンドがビールをくれ現象。
「レモンもしぼってみてください」と昭紀さんに促されてしぼると、またまた味変!
「スパークリングワインに合うであろう現象」!
そしてもはや「どこの国にいるかわからない」現象!
ちなみに「お店に訪れた、トルコ人のお客さんが『美味しい!!』食べてくださいました」と昭紀さん。
トルコから回遊したサバサンドは、八丁堀で美味しく進化。
杉山ブラザーズの経験がギュッとはさまった「多国籍サバサンド」にかぶりついて、美味しい世界一周を!

■トランク カフェ
サバサンドはランチにて提供。
https://www.instagram.com/TRUNK_CAFE/
https://www.facebook.com/trunkcafe/?ref=tabelog

池田陽子(いけだ ようこ)
サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

この記事のライター

関連記事

あなたにおすすめ

最新刊

少しだけ落ち着きを取り戻してきた今日この頃。ちょっと陽気に外食を楽しみたい!というわけで、トレビアー...