『ゴルゴ13』などのヒット作で知られる漫画家のさいとう・たかをさんが9月24日、膵臓がんのため亡くなりました。84歳でした。さいとうさんが生前好んで食べたという絶品の「酢豚」を、月刊誌『おとなの週末』(2018年9月号)でも取り上げていました。お店の人に聞くと、「よく来られていました。最近はコロナなので、お持ち帰りがメインでした」といいます。当時の記事を再掲します。
画像ギャラリー2018年4月、神楽坂に移転
東京都新宿区納戸町で16年間親しまれてきた『上海美味小屋』が、同じ新宿区内の神楽坂上交差点のすぐ近くに2018年4月、『穂禮上海』として移転オープンした。本場から招聘したシェフが腕によりをかけた、上品で洗練された上海料理がメニューに並ぶ。
人気中華が移転パワーアップした上海料理に唸る!
気軽に点心や麺類を味わう日常使いに打ってつけだが、フカヒレやアワビ料理も揃え、接待などのオフィシャルにも活躍するはず。
この夏のイチオシが、今現地で人気爆発中というザリガニ料理。この時期に身が太って旬を迎える北海道阿寒湖産を使用し、写真のニンニク塩味や、四川風炒め、醤油煮に仕立ててくれる。豪快に手で殻を剥いてかぶりつけば、ふくよかな身の甘さや濃厚なミソのコクはエビやカニを優に超える!
10月からは、前店でも特に評判をよんでいた上海蟹づくしのコースも登場するそうだ。
山芋入り黒酢の酢豚
山芋入り黒酢の酢豚(2640円)
中国で黒酢の産地として有名な鎮江産を使用したタレは、酸味と甘みのバランスがまさに絶妙! 黒豚のバラ肉のジューシーなコクや旨みをあますところなく引き出している。素揚げした山芋がサクサクとした食感を生んでいる。
ザリガニのニンニク塩味炒め
食用に養殖された“ウチダザリガニ”を、茹でてからニンニクダレで炒めている。パンチのある味つけにも負けない身の圧倒的な存在感を楽しみたい。頭部に詰まったミソがこれまた絶品で、紹興酒が止まらなくなること請け合いだ。
特製海鮮冷やし中華
柚子の皮を練り込んだ爽やかな香りの麺を使用。茹でてから冷水でしめ、ほどよく酸味を利かせたあっさり塩味のスープで食す。殻ごと食べられる天使の海老や湯通ししたスズキの身、イカなどたっぷりの海鮮をトッピング。新たにメニューに加わった今夏の冷やし麺だ。
「ランチは定食や麺類を用意しています」
穂禮上海 byシャンハイハウスの店舗情報
[住所]東京都新宿区神楽坂6-7 響ビル2階・3階
[TEL]03-3269-5881
[営業時間]11時半~15時(14時半LO)、17時半~22時半(22時LO)※ランチタイム有
[休日]火曜
[席]個室あり、全50席/全席禁煙/予約可/夜のみカード可/サ・お通し代なし
[交通アクセス]地下鉄東西線神楽坂駅1番出口から徒歩5分
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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