◎ヴィーガンドーナツ『ユニバーサルベイクスニコメ』@下北沢 植物性食材100%で小麦の持ち味を高める 植物性食材だけで作られたヴィーガンベーカリー。入口の特等席に並ぶドーナツも、牛乳・卵・バターなどは一切使われていない。…
画像ギャラリー今、パン屋さんのドーナツがアツい! 生地の美味しさはもちろんのこと、アレンジの上手さも絶妙なのです。2時間待ちの行列ができる『I’m donut?』をはじめ、ドーナツを提供するパン屋さんが増加。要チェックです!
◎パン屋発専門店『I’m donut?(アイムドーナツ)』@中目黒
あなたはドーナツ?と聞きたくなる新食感
口の中に入ると、ふわふわの生地がシュッと一瞬で消えていった。かつてない衝撃の食感!これを生み出したのは、表参道のベーカリー『アマムダコタン』の店主・平子良太さん。たまたまブリオッシュ生地を揚げてみたら美味しくてレシピを思いついたそう。
I’m donut?(アイムドーナツ) 205円
生ドーナツと呼ばれるみずみずしさの秘密は、ローストしたカボチャを皮ごと練り込んだ生地。さらに、長時間低温発酵させることで気泡ができ、火が入り過ぎずにとろっと仕上がるのだ。
3月18日のオープンから長蛇の列が続き、平均2時間待ちというが、並んでもいいからまた食べたい!
[住所]東京都目黒区上目黒1-22-10
[電話]非公開
[営業時間]10時〜20時※売り切れ次第終了
[休日]不定休
[交通]東急東横線ほか中目黒駅東口1から徒歩1分
※5月30日には、2号店として渋谷店がオープン! カウンターで注文する中目黒店と異なり、普通のパン屋さんと同じように、店内に並ぶドーナツを自分で選ぶことができます。種類も多く、スイーツ系から食事系まで、約80種類のドーナツを用意しているそう。こちらもまだ連日長蛇の列とのことですが、要チェックです!
◎パン屋発専門店『ドーナツとコーヒーの店ハリッツ 上原店』@代々木上原
日常に寄り添う素朴でやさしい味
移動式カフェを経て、この店を立ち上げたのは、店主の豊田さんとお姉さんの姉妹。ふたりともパン屋での勤務経験があり、当時の売り上げ1位があんドーナツだったそう。キッチンカーの小スペースで作れるものと、コーヒーのお供に合うことから揚げパンベースのドーナツを選択。
抹茶あんこ270円(日替わり)
発酵生地で作るため、ふんわりもっちり。じんわり広がる生地の甘みに癒やされる。この食感をキープし、油っぽくならないよう発酵具合を慎重に調整しているという。
8年前には台湾に進出し、現地でも大人気。美味しいものは万国共通なのだ。
[住所]東京都渋谷区上原1-34-2
[電話]03-3466-0600
[営業時間]10時~16時、土・日・祝11時半~16時
[休日]月、火不定休
[交通]小田急線ほか代々木上原駅南口2または東口から徒歩2分
◎一点勝負ドーナツ『ブーランジェリー・ジャンゴ』@水天宮前
サックリとしっとりの対比が楽し過ぎる!
数あるパンの中でドーナツは1点のみ。アメリカンダイナーがテーマのイベント用に作られたのが評判を呼び、お店でも提供を開始。今やお店の代表作のひとつになっている。
アップルサイダードーナツ260円
かじりつくと、サクッと軽やかな歯触り。中はしっとりとして、リンゴの深みのある甘みと香りがほのかに漂う。圧搾したリンゴジュースで作る本場の味に近づけるべく、果実丸ごと感が出るようリンゴジャムも加えられている。
「自分なりにひと捻りしないとね」とは、店主の川本宗一郎さん。旅先でインプットするユニークなアイデアが発想の源だ。
[住所]東京都中央区日本橋浜町3-19-4
[電話]03-5644-8722
[営業時間]8時半~18時
[休日]水・木
[交通]地下鉄半蔵門線ほか水天宮前駅4番出口から徒歩6分
◎ヴィーガンドーナツ『ユニバーサルベイクスニコメ』@下北沢
植物性食材100%で小麦の持ち味を高める
植物性食材だけで作られたヴィーガンベーカリー。入口の特等席に並ぶドーナツも、牛乳・卵・バターなどは一切使われていない。
全粒粉ドーナツのレモングレーズドは、レモンの爽やかな風味に包まれながら、ふんわりとした生地がとろけていく。
全粒粉ドーナツ レモングレーズド380円
「複数の油を使い分けてしっとりさせています。動物性食材を使わないことで、小麦の味が生きるんです」とは、店長の政本すみれさん。特に、オールドファッションは小麦の甘みや香りが濃厚!生地の配合も油を吸い過ぎないように調整したそうで、油っこさが皆無なのも驚きだ。
[住所]東京都世田谷区北沢3-19-20reload内2-10
[電話]03-6407-1021
[営業時間]8時半~18時
[休日]月(変更あり。公式SNSで確認を)
[交通]小田急線ほか下北沢駅東口から徒歩7分
◎ハワイ系ドーナツ『セテュンヌ ボンニデー 自由が丘店』@自由が丘
国産小麦を駆使した軽~いマラサダ
1店舗目となる向ヶ丘遊園店のオープンの際、子育て世代向けに考案されたマラサダ。ふんわりとした柔らかさがありながら、噛み切るときは適度なもっちり感がある。口に入るとなめらかさが増し、溶けていくよう。
マラサダ(フランボワーズ)313円
商品はすべて国産小麦で作られていて、ドーナツに選ばれたのは栃木県のゆめかおり。「マラサダの専門店には負けられない!」と、シェフの有形泰輔さんが理想とする食感を目指し、半年ほどかけてさまざまな小麦粉や配合で試作を重ねたという。
クリーム入りは、注文後に中身を詰めてくれるのもうれしい。
[住所]東京都目黒区自由が丘2-15-7 1階
[電話]03-6421-1725
[営業時間]10時半~20時
[休日]火(不定休あり、公式SNSで確認を)
[交通]東急東横線ほか自由が丘駅正面口から徒歩3分
撮影/小澤晶子(I’m donut?)、小島昇、取材/井島加恵
※2022年6月号発売時点の情報です。
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