1980年代を代表するアイドル歌手の一人である芳本美代子さん。1985年にシングル曲「白いバスケット・シューズ」でデビューし、明るい妹的キャラクターからバラエティ番組でも大活躍、ご存じ「みっちょん」の愛称で親しまれ、お茶…
画像ギャラリー1980年代を代表するアイドル歌手の一人である芳本美代子さん。1985年にシングル曲「白いバスケット・シューズ」でデビューし、明るい妹的キャラクターからバラエティ番組でも大活躍、ご存じ「みっちょん」の愛称で親しまれ、お茶の間の人気者に。群雄割拠の80年代アイドルムーブメントの一翼を担った。今もなおバラエティ番組にドラマ、舞台、そして、自身のYouTubeチャンネルも開設し、精力的に活動しています。今回は、芳本さんが愛してやまないとっておきの“ハートめし“を教えてくれました。芳本さんがおススメする東京・新宿三丁目のフランス料理店『クレッソニエール』を紹介します。
香り豊かなフランス風のローストビーフ
「5年くらい前に仕事の後、テレビのプロデューサーさんが連れてきてくれたのが、こちらのお店との出会いです」
オーナーシェフの田中彰伯さんとは、今では芳本さんの舞台を毎回観に来てくれるほどの仲となっているそうです。
「特に気に入っているのが、仔羊モモ肉のパイ包み焼きにキッシュ、オニオングラタンスープも外せません。そして、何といってもフランス風のローストビーフ!!」
こちらのお店では何を食べてもおいしいという芳本さん。
「ローストビーフが焼きあがると教えてくれるんです。お皿にこんもりと盛られていて、見た目では結構な量だなぁと思っても、おいしくってペロリと食べてしまうんですよ。焼きたてがまたおいしいんですよね~!」
じっくり焼かれたローストビーフから漂うローズマリーとガーリックの香りが食欲をそそる。こちらのローストビーフは、塩、コショウ、ピカンブランデーの3種の味付けで楽しむことができます。塩は、フランス西海岸ブルターニュ地方にあるゲランドの塩田で作られたミネラル豊かな天日海塩。肉をまろやかにし、旨味を際立たせます。コショウは、数種をブレンドさせており肉の本来の味を感じさせてくれる魔法のスパイスのよう。そして、ピカンブランデーとは、唐辛子を漬け込んだブランデーのことで、伝統的なフランスの調味料。こちらは、お店の自家製で、かなりの辛さ。お肉の上に一滴たらせば、充分にその効果を実感できるはず。この辛さでさっぱりとしたテイストに味変します。
「マッシュポテトも滑らかでおいしいんですよ。気軽な雰囲気のお店なのに何を食べても繊細なおいしさがあるんです」
また、忘れてはならないのが、ローストビーフに添えられたマッシュポテトの存在だと芳本さんはいう。ローストビーフの塩味を中和してくれるだけでなく、サラっと滑らかな舌触りに思わず感激してしまうほどの名脇役なのだとか。
「料理がおいしいので、ワインもすすむんですよね~」
お酒はワイン派というわけではないのですが、このときばかりはワインがすすんでしまうのだそう。
気軽に本場フランスの郷土・家庭料理が堪能できる
『クレッソニエール』は、地下鉄新宿三丁目駅から地下通路直結のビルにあるため、雨に濡れることなくお店に入れます。新宿駅からも地下通路で数分とアクセスも良い。こちらは本場フランスの郷土・家庭料理が味わえるビストロ。2021年にはビストロ百名店にも選ばれています。内外装ともにカジュアルで、肩肘張ることなく気軽に入ることができるフレンチです。田中シェフは個展を開くほどの画家でもあり、氏の絵はお店の中にも飾ってあります。
「フレンチなのでお皿の上もアートじゃないですか、かわいらしい盛り付けを見るのも楽しみなんです」と芳本さんは声を弾ませる。料理にはシェフが絵付けしたお皿も出てくる。田中シェフは自身の絵画とお皿、そして、料理でトータルにお店をプロデュースしています。
「田中シェフは私のYouTubeにも出てくれているんですよ」
なんと、田中シェフは芳本さんのYouTubeチャンネル「みっちょんINポッシブル」にも出演している。芳本さんが田中シェフにレクチャーを受けながら、ラタトゥイユやガレットなど、日本の食材で作れるフランスの郷土料理の数々にチャレンジしている。こちらも是非ご覧いただきたい。
「クレッソニエール」の店舗情報
[住所]東京都新宿区新宿3-4-8フレンテ新宿三丁目地下1階
[電話]03-3350-4053
[営業時間]ランチ月~日(祝含)11時~16時半(LO15時半)、ディナー月~日(祝含)18時~22時半(LO21時)
[定休日]当ビルに準ずる
[交通] 地下鉄丸ノ内線ほか新宿三丁目駅から徒歩1分