『こだま』で東京⇔熱海を往復“珍道酎”!新幹線飲みで選んだビールとお酒ガイド

酒飲みの方なら、新幹線で呑むのが至福!という方が多いことでしょう。『おとなの週末』編集部随一の新幹線呑みラヴァー、編集・戎と『おとなの週末』ライター・カーツさとうが、東京駅で好みの酒を購入し、こだまへ乗車。熱海まで短期呑…

画像ギャラリー

酒飲みの方なら、新幹線で呑むのが至福!という方が多いことでしょう。『おとなの週末』編集部随一の新幹線呑みラヴァー、編集・戎と『おとなの週末』ライター・カーツさとうが、東京駅で好みの酒を購入し、こだまへ乗車。熱海まで短期呑みを決行であります!

【往路】東京→熱海

新幹線の発車ベルは幸せ呑みへの発車ベル! しかし、車内で酒について語るのも御時世的に慎みたいんで、乗車前に買った酒を披露しあう。乗車前から幸せ進行!

【ビール派・戎はコレ!!】

ねこにひき 1000円

ねこにひき 1000円

ペローニ 680円、アランチーノ 3種セット 500円

(左)ペローニ 680円 (右)アランチーノ 3種セット 500円

【蒸留酒派・カーツはコレ!!】

キュロジン G&Tバック 1600円

キュロジン G&Tバック 1600円 (※ローズマリー、クランベリーは付きません)

鯵の南蛮漬け 345円

鯵の南蛮漬け 345円

食後酒ならぬ復路酒 ここまで考えて本物

――これは新幹線ホームで、いざ乗車前の『おとなの週末』編集・戎(以下・戎)と『おとなの週末』ライター・カーツ(以下・カ)の会話をまとめたものである。

戎「列車で呑む酒、こっれは最高っすよねェ」

カ「車両が動き出し、いざ酒の瓶なり缶なりを開栓する時の音。『出発進行!』ならぬ『酒っ活進行!』という汽車の汽笛の音に聞こえるもん」

戎「旅への期待、そして東京を離れる解放感。それが入り交じりますね。ボクは実家のある大阪に帰阪する時、車内用に東京駅周辺の酒屋を駆けずり回ってクラフトビールを買いあさるんですが……」

カ「わかる。乗車ギリまで呑む酒選びたい、その気持ち」

戎「でも嫁には必ず『アンタイカれてる』って言われるんですわ」

カ「あの高揚感がわからんヤツがいるのかよ〜!」

戎「それをわかる人の為に、今回の熱海往復ミニ旅行用に東京駅周辺で買った酒を各々自慢しましょう!ワタシの一杯目。『アロマフレスカ』で買ったイタリアの生ビール『ペローニ』。新幹線乗換口の目の前の店なので、生でも乗車するまで炭酸抜けなし」

カ「ツマミも同じ店で買いましたね。いわゆるライスコロッケ。まだ熱々じゃん」

戎「早く呑み食いしたい!」

カ「ワタシは1〜3杯目まで一種に絞りましたよ。フィンランドのクラフトジン『キュロ』と『フィーバーツリー』のトニックウォーターで作るジントニック」

戎「キュロは旨いっすね!」

カ「『リカーズハセガワ』でキュロ100mlボトルとトニックウォーターがセットで売ってますから! でフィンランドのキュロのジントニックは、クランベリーとローズマリーを入れるんすが、その2ツは家から持参」

戎「ツマミはなにを?」

カ「酸っぱいのが合うんで、乗換口近くの『紀ノ国屋アントレ』で『鰺の南蛮漬け』」

戎「続いてワタシの2杯目は『リカーズハセガワ』で買った『ねこにひき』。米・クラフトビールの本場・ポートランドのブルワリーと日本の伊勢角屋麦酒のコラボIPA!」

カ「東京から熱海まで30分ちょいなんで、ワタシの次の酒はもう復路の食後酒チックなヤツね。米国の『ジャックダニエル』とイタリアのリキュール『アマレット』を3対1で混ぜたカクテル『ゴッドファーザー』。これを『大丸』の酒売り場にあった丸氷入りプラカップで呑む!」

戎「ワタシも3杯目は締めのビールってことで、濃厚なブラックIPAです。福島はホップジャパンの『Abukuma BLACK』!もう最高すよ。『大丸』で購入」

カ「あと丸の内地下北口の『イータリー』で買った、映画『ゴッドファーザー』にも登場するイタリア伝統菓子『カンノーリ』で気分はアルパチーノ。エスプレッソも『イータリー』で買っといた」

戎「ワタシのコーヒーは……あ、もう乗車時間!コーヒーは下で説明します。ってことで新幹線乗ったら御時世的に静かに呑むよーに」

カ「オラ、ワクワクすっぞ」

【熱海に約30分滞在!!】

熱海駅前の無料足湯『家康の湯』にて

いや〜熱海までの道中、本当に幸せな30分ちょいでした。で熱海駅前の無料足湯『家康の湯』に浸かってトンボ帰り。その復路は満席でふたりの席が離ればなれになろうとも、各自静かに酒を嗜んだ感想は、揃って「新幹線呑みは天国!」

【復路】熱海→東京

もう東京戻るのか! 軽い寂しさ感じつつも、いざ新幹線で酒呑めば寂しさすっ飛ぶ! ビール&蒸留酒、共に締めに相応しい濃厚酒を、ふたりの席バラバラ悦楽呑み!

【ビール派・戎はコレ!!】

Abukuma Black 580円

Abukuma Black 580円

【蒸留酒派・カーツはコレ!!】

ジャックダニエル ミニチュア 580円、アマレット ディサローノ 720円、アイスボール カップ 206円

(左から)ジャックダニエル ミニチュア 580円、アマレット ディサローノ 720円、アイスボール カップ 206円

イータリーのエスプレッソ 392円、イータリーのカンノーリ 540円

(奥)イータリーのエスプレッソ 392円 (手前)イータリーのカンノーリ 540円

【お酒はココで購入】

『リカーズハセガワ 本店』

『リカーズハセガワ 本店』

[住所]八重洲地下街(ヤエチカ)八重洲地下1番通り
[電話]03-3271-8747
[営業時間]10時〜20時、土・日・祝〜19時

『東京パニーノ アロマフレスカ』

[住所]グランスタ東京1階
[電話]03-5218-8212
[営業時間]7時〜22時半、日・祝8時〜21時半 ※祝前日は〜22時半

『大丸 東京店』

[住所]地下1階 和洋酒売り場
[営業時間]10時〜20時

車内呑み必需品のロック氷。乗り口周辺は見つけ難いがヤエチカの『ローソン・八重洲中央店』は販売中。ちなみに打ち合わせせずとも、戎もカーツも保冷袋持参。←これ重要

どうしても呑めない人へ【珈琲を買うならココ!!】

どうも戎です。ワタシが新幹線に乗る前に買うコーヒーとして、まずオススメしたいのは、あの『猿田彦珈琲』!その銘柄を聞いただけで安心!何しろ東京駅構内の新幹線南乗換口すぐ前に鎮座してるので、車内でもまだ熱々。

改札内で珈琲を買うなら『猿田彦珈琲』がオススメ

そしてこれまた安心の銘柄『スターバックス』も東京駅周辺に数軒ある。改札内(グランスタ東京京葉ストリートエリア)にもあるが、新幹線ホームへの近さを鑑み、改札外の東京駅一番街・ギフトパレットの中の『スターバックス』を推したい。

改札外で珈琲を買うなら、 ギフトパレットの中の『スターバックス』を推したい

撮影/カーツさとう、編集部、大西尚明(リカーズハセガワ)、取材/カーツさとう

※2023年1月号発売時点の情報です。

※価格は、購入した店舗での取材時のものです。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

築地は海鮮だけじゃない!実は由緒ある建築物が並ぶ「歴史の街」である理由とは?

南アルプスに絶景グランピングスポットがあった 露天風呂やデッキから富士山と甲府盆地を一望できる贅沢なモバイルハウスとは

銭湯ドリームが叶う『山中湖』でサウナ&美味の極楽旅 本物の富士山を眺めて湯に浸かる!

外湯が破格の200円!?真田幸村が愛した名湯『別所温泉』 信州最古の温泉地で共同浴場を究める

おすすめ記事

『琉球かめ~食堂』の“母のちまき”は台湾の味 パイナップルを食べて育ったあぐー豚のチャーシューが入ってる!縁起の良い7種の具材

おひとりさまで「近江牛」を気軽に!『焼肉ライク』でブランド牛がサクッと食べられる

“タワマン”の日本初の住人は織田信長だった? 安土城の「天守」ではなく「天主」で暮らした偉大な権力者の野望

芝浦市場直送の朝締めホルモンは鮮度抜群 高円寺『やきとん長良』は週末の予約は必須

不思議な車名の由来は「ブラックボックス」 ”ミレニアム”に鳴り物入りでデビューした革命児の初代bB 

大分県に移り住んだ先輩に聞く(2) 移住でウェルビーイング「移住とはコミュニティの中でその想いを受け継ぐこと」

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…