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長い酷暑が落ち着いて、やっと訪れた秋。温泉が恋しくなる頃でしょう?旅館や公衆浴場で湯に浸かってホッ、そのあとはおいしい料理と酒での〜んびり。そんなゆるりとした時間を1泊で過ごす「湯とメシの旅」を、東京から行きやすい温泉地でご提案。お好みの場所へ、日帰り、あるいは1泊でお出かけください。今回は『山中湖』へ。富士を眺めて温泉につかる。そんな夢がかなう…だけでなく、マニアも納得の充実サウナに、富士が如く突出した味も集結しているのです。

富士の麓でサウナに汗し、美味三昧!

富士を見ながら湯に浸るのは夢の入浴。それは銭湯壁画の王者が富士山なことからも日本の常識ですが、夢に見るならば実現する方がいい!富士山を観るために建てられたホテル『ホテルマウント富士』ならば、ふたつの大浴場から眼前に富士山がド~ン!

『ホテルマウント富士』「はなれの湯」。すみません。浴室を撮影できた清掃時間中、本当に運悪く富士に雲が…。それでも見える山の稜線から、浴槽からの富士の迫力を想像いただきたい

インフィニティ露天風呂から富士を望む「はなれの湯」。もうひとつの浴場「満天星の湯」に至っては、オートロウリュ完備のサウナ室、飲める富士山天然水が掛け流しでドンドコ注がれる水風呂、そして富士を眺めながらの外気浴というサウナマニア垂涎の三要素も加わり、現実だけど「夢じゃないのか?」といった極楽の様相!

30分毎にオートロウリュのサウナ。ストーブはフィンランド製のIKI

その極楽は、宿泊者だけじゃなく、日帰り入浴でも体験可能。特に週末の「昼食付き日帰り温泉プラン」は、開業から60年、内外の要人にも愛されたホテルマウント富士の食のポテンシャルを堪能できるランチが破格で味わえる。

昼食付き日帰り温泉プランの昼食は和食か洋食を選べ、洋食のメインは肉or魚。写真のメインはイベリコベジョータのロースト(内容は月ごとに替わる)

食といえば山中湖ならワカサギ。山中湖畔の『海馬・シーホース』では、そんなワカサギ料理はもちろん、ほうとうや、キングサーモンと虹鱒を交配した山梨だけで食べられる鱒「富士の介」など、山梨の郷土料理を堪能できる。

『海馬・シーホース』ワカサギの天ぷら 1200円、富士の魚介刺身 1100円

『海馬・シーホース』(奥)ワカサギの天ぷら 1200円、(手前)富士の魚介刺身 1100円 山梨オリジナルの鱒・富士の介は脂が上品かつ爆発的な旨み

すぐ近くの人気観光地『忍野八海』で湧池の透明度に感激すれは、富士にイイ湯、イイ食、イイ水と思い残し無し。

ワカサギが名物の山中湖
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おとなの週末Web編集部
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