厳しい暑さが続く夏は、ひんやりとした冷やしそばが恋しくなる季節。キリッと冷えたつゆと、のど越しのよいそばが、火照った体をすっと涼やかにしてくれます。
立ち食いそば店には、大根おろしでさっぱり楽しむ一杯、わさびの爽やかな辛みが後を引く一杯、とろろのなめらかな口当たりに癒やされる一杯など、店ごとに個性豊かな冷やしそばがそろっています。今回は、暑い日にわざわざ食べに行きたくなる、冷やしそばがおいしい立ち食いそば店を3店ご紹介します。
布海苔そばの力強いコシを涼やかに味わう『がんぎ 新川一丁目店』の「冷やしおろしそば」
まず訪れたいのは、立ち食いそば好きから長く愛される『がんぎ 新川一丁目店』。1993年の創業以来、新潟の雪深い里・十日町名物の「布海苔(ふのり)そば」を、東京にいながら気軽に味わえる名店として親しまれています。
暑い日におすすめなのが「冷やしおろしそば」(650円)。小麦粉を一切使わず、そば粉100%に寒天状にした布海苔をつなぎとして練り込んだそばは、独特の歯ごたえと力強いコシが魅力。キリッと冷えた辛めのつゆが、布海苔そばならではの風味を引き立てます。
箸でそばを手繰り、大根おろしを包むようにして口へ運ぶと、つるりと滑らかな冷たいそばに、おろしのさっぱりとした風味がすっとなじみます。磯の香りと鰹節の旨味が重なって、ひと口すするたびに清涼感が広がる一杯です。
『がんぎ』は、午後5時から立ち飲みも楽しめる店として知られています。新潟の冷酒を片手に、布海苔そばをつまむ。そんな大人の楽しみ方も、この店ならではの魅力です。
[店名]がんぎ 新川一丁目店
[住所]東京都中央区新川1-2-10 鹿島ビル1F
[営業時間]10:00~21:00(月~金)
[休日]土曜・日曜・祝日
[交通]東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町駅」から徒歩3分







