麺は麺でも今回の特集テーマは暑い季節にこそ食べたくなるぶっかけと冷やかけ。うどんを担当したライター菜々山&編集戎、蕎麦担当のライター岡本&井島&肥田木がそれぞれの推し麺についてアツ~く討論。バトルの行方はいかに?
今食べるべき麺はうどんか蕎麦か!?
肥「しかし今夏もまだまだ暑い日が続くね。食べることで体温が上がるのを抑えたい、何なら食べなくてもいい!と言いながらリサーチ前に唐揚げ食べてる誰かさんもいたよ。今ここにいない編集武内という人なんだけどね(笑)」
岡「ひえ~、しかも揚げ物(笑)。でも食欲が落ちるのはわかる。そんな時に冷たい麺企画はピッタリだね。ちなみに私は圧倒的に蕎麦好き。そして冷やかけ派」
井「私も!いつもはせいろ一択だったけど、夏は冷やかけが面白いと目覚めた。調べてみたら、イタリアン系とか中華の担々系とか組み合わせもいろいろだった」
菜「いーや、どんな食材も迎え入れてくれる懐深き存在はやっぱりぶっかけうどんだよ。ぶっちゃけ、キムチ、納豆、野菜類、肉類、味の強いもの、おだやかなもの……何でも合っちゃう。さすがに蕎麦にキムチは合わないでしょ」
『麺屋 いしヰ 銀座店』博多明太ぶっかけうどん1350円
肥「でもさ、見た目からして蕎麦の方が清涼感あるよ。しかもヘルシーだし。それにうどんはそれ目的で食べるだけの人も多い印象だけど、何てったって蕎麦屋で欠かせない楽しみはお酒よ、お酒。つまみもおいしい店が多いし、いろいろつまんで〆に蕎麦という最高の食文化があるもん♪」
戎「早くもバトル勃発(笑)。どちらも基本は麺とツユのシンプルな構成だからこそ、それぞれのおいしさをダイレクトに感じられるんですよね。とはいえ僕は関西出身、編集部イチのうどん好き!」
肥「お、出ました、”おと週うどん党”の党首(笑)。党首はぶっかけ派?冷やかけ派?」
戎「実は僕のうどん好きはぶっかけから始まったんですが、ある時から冷やかけ派になりまして。そのきっかけが『いわしや』。兵庫県西宮市が本店で、大阪在住時代に食べて衝撃を受けたんです。イリコがガツンと効いたツユにコシのあるうどん、その調和が見事。それ以来、冷やかけの虜に。今回は東京進出した店を推薦したら編集部も大絶賛!」
菜「うん、私が取材した冷やかけの中でもピカイチだったわ。本場に負けない一級品が駅直結で食べられるなんてまさに衝撃!」
肥「党首、推薦店の当選=掲載獲得おめでとうございます(笑)」
戎「心でガッツポーズでございます。でも今回はうどんイップスに入ったんですよね。何かこう、おいしさがわからなくなって、しっくりこないというか……」
菜「そうそう、うどんは何でも合うとさっき話したけど、だからこそぶっかけは店選びが難しかった。ただ単に彩りよく乗せました的なものだと、やっぱり一歩足りない。なぜこの麺とツユにその具材を組み合わせたのか、という必然性や味と食感の構成力を感じられるものでなければダメだと思うの」
岡「それは蕎麦党冷やかけ派の私も同感。味のバランスは大事」
菜「まずくはないけど”う〜ん”と思う店も多くて、かなりリサーチ数をこなして見つけた店が今回の掲載店。経費を無駄に使ってごめんよヒロシ(注:編集長)」
戎「うどん全体のトレンドだと感じたのはもっちり感の強い麺。昨今のもっちりブームに乗ってか、新店もそれが多い印象でした。異彩を放っていたのが『中村にぼし』。平打ちですが厚みがあり、つるっとした麺肌でもちもち。今回はぶっかけページで紹介しましたが、冷やかけメニュー『おろしひやかけ』もヒット。ダシ氷が入っていて清涼感アリ!」
菜「ぶっかけで私の推しは『麹町おうどん開』の『和牛ぶっかけうどん』かな。和牛を使っているから、って理由だけじゃない。じっくり火入れしたふわふわの肉を麺と一緒にすすると、繊維がほどけるように麺と馴染む。そこへ和牛の甘みと香りが追いかけてきてツユとこの上ない相性なの」





