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つるんと艷やか。冷たいうどんは、冷水で締めることで、白い麺肌がより美しくなる。それを箸で手繰れば、つるっもちっ、がっちり。食べ方で表情が変わるのも面白い。今回は2024年~2025年に開店した店の“ひやかけ”を厳選してご紹介。新風と共に涼を感じて。

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【’24年12月2日OPEN!】香川に一番近い店は、ズルズルとのど越し良好『考えるな、うどん食え。』@三田

ドーンとリッチにはみ出しているアスパラガスは、香川県の特産ブランド「さぬきのめざめ」。サイズがでかいが根元までシャキシャキに揚がっている。いやあ、初めて見ました。

さぬきのめざめ天冷かけ1350円

『考えるな、うどん食え。』さぬきのめざめ天冷かけ 1350円 イリコの香りは瀬戸内海の穏やかな香り

ここは「空気や水のように、うどんを吸ってきました」という生粋の讃岐人・九野大将店主が開いた店。麺は香川から直送し、伊吹いりこにサバ、アジ、昆布を加えてとった飴色に輝くダシは体が覚えた風味を出し……、というわけで「地元で食べるうどんやないか、懐かしい」と都内の香川県人が感涙しながら三田に集結するほどにホンモノなのだ。

コシは硬さにあらず。噛んだら跳ね返るゴムみたいな動きを指す。

口の中の弾みを「5回噛んで、ゴックンするのが讃岐流」と店主は話した。

コシを味わいたくて、現地ではうどんは年中冷やを食べるともいう。活き造りにも近い本場の感覚を箸でつかむべし。

『考えるな、うどん食え。』店主 九野大将さん

店主:九野大将さん「メニューがどんどん増えて居酒屋化!出汁割りもうまいス」

『考えるな、うどん食え。』

[店名]『考えるな、うどん食え。』
[住所]東京都港区芝5-23-7
[電話]03-6811-5022
[営業時間]11時~15時、17時~23時(フード22時LO)※土は昼だけ、夜だけの場合あり
[休日]日・祝
[交通]地下鉄三田線三田駅A3番出口、JR山手線田町駅三田口から徒歩3分

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【’24年12月10日OPEN!】スーっと鼻から香り。ダシの仕込みは上々だ『うどんこんとん』@広尾
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