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つるんと艷やか。冷たいうどんは、冷水で締めることで、白い麺肌がより美しくなる。それを箸で手繰れば、つるっもちっ、がっちり。食べ方で表情が変わるのも面白い。今回は2023年~2024年に開店した店から厳選してご紹介。新風と共に涼を感じて。

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【’24年7月10日OPEN!】力強いコシで噛めば甘い!薬味とともにワシっといけ『武蔵野うどん麦といっぽ』@中板橋

ひっやぁ〜、迫力十分。太くて力強い麺の上に、大根、ミョウガ、大葉……、夏野菜がこれでもかとのっている。傍らにはよく冷えたゴマダレ。小さなすり鉢もあって、自分ですりたての追いゴマも可能。ここにつけて食べるのだ。

すったて(冷や汁)うどん1050円

『武蔵野うどん 麦といっぽ』すったて(冷や汁)うどん 1050円 農家が採れたての野菜を薬味に、暑い夏にスッと食べれるようにしたのが始まりとか

店名にもある武蔵野うどんとは、武蔵野台地でとれた小麦を使ったうどんで、東京都多摩地域から埼玉県西部に伝わるご当地系。食感と噛み応えに特徴ありだ。箸で持ち上げ、夏野菜とともにゴマダレへ。ズッと口に運ぶと、おお、確かにワシゴワッとした力強いコシ。で、それを噛み締めると小麦の風味が豊かに広がるのが実にいいんだな。

ゴマダレはベースにブシ系のダシも効いて気持ちよく絡み、夏野菜の薬味が爽やかな清涼感を加えてくる。いいねえ。ちなみに“すったて”は埼玉県でも川島町特有の郷土料理だとか。

さらにこちらのお店、メニューがとても豊富なのもうれしい。武蔵野うどんの代名詞「肉汁うどん」を攻めるもよし。10種以上のスパイスをブレンドしたオリジナルのカレーうどん各種もかなりおすすめだ。さあ、何からいく?

『武蔵野うどん 麦といっぽ』店主 針谷知裕さん

店主:針谷知裕さん「トッピングも各種。麺の量は小盛から特盛まで選べます」

『武蔵野うどん 麦といっぽ』

[店名]『武蔵野うどん麦といっぽ』
[住所]東京都板橋区弥生町2-3SPビル1階
[電話]03-6909-3150
[営業時間]11時〜15時(14時半LO)※土・日・祝は10時〜、18時〜22時(21時LO)※土・日・祝は17時〜
[休日]火・木の夜
[交通]東武東上線中板橋駅南口から徒歩10分

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【’23年9月7日OPEN!】つるシコ食感が後引く驚き満載の幅広麺『ひもかわ桐生池袋店』@池袋
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おとなの週末編集部
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