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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・神楽坂の甘味処『紀の善(きのぜん)神楽坂』です。

2025年7月、待望の復活!先代の技と心意気まで受け継いで

昭和20年代に創業し、2022年に惜しまれつつ閉店した神楽坂の甘味処『紀の善』が、2025年7月、同エリアに再オープン。

「抹茶ババロア」や「杏あんみつ」など甘味にメニューを絞り提供している。新たな運営体制でも先代の味を守ることを目指し、3年もの間準備したという。

まず味作りにおいては、長年『紀の善』に勤めていた職人とともに、食材も調理器具も極力同じもので試行錯誤。その甲斐あって、開店時には先代から「昔よりおいしい」と太鼓判を押されるほどに。

杏あんみつ1200円

『紀の善(きのぜん)神楽坂』杏あんみつ 1200円 その酸味が餡の甘みを引きたてる

その「あんみつ」は素材の風味が際立つ逸品。なめらかな舌触りの藤色のこし餡や、天然の天草が香る寒天。琥珀色の蜜はすっきりとした甘みで、その端正な味わいに寄り添う。

接客では先代がよく口にしていた「粋であれ」という言葉を合言葉に、精進中なのだそう。そのリスペクトには感服。そして新始動、おめでとうございます!

【おみやげも!】豆かん800円

『紀の善(きのぜん)神楽坂』豆かん 800円 自家製のプリプリした寒天とホクホクした赤えんどう豆、ふたつの素材を味わえる「豆かん」

自家製のプリプリした寒天とホクホクした赤えんどう豆、ふたつの素材を味わえる「豆かん」。「白玉あんみつ」や「粒あん」などのメニューも持ち帰れる。レジ横の小窓からは職人の仕事姿が見られるので覗いてみては。

『紀の善(きのぜん)神楽坂』地下席には旧店舗の座敷が再現されている

神楽坂『紀の善(きのぜん)神楽坂』

[店名]『紀の善(きのぜん)神楽坂』
[住所]東京都新宿区神楽坂2-12-15さわやビル1階・地下1階
[電話]なし
[営業時間]11時~なくなり次第終了
[休日]無休
[交通]地下鉄東西線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩3分

※画像ギャラリーでは、クリームあんみつの画像がご覧いただけます。

おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」

『おとなの週末』2025年12月号

撮影/西崎進也、取材/芦谷日菜乃
月刊情報誌『おとなの週末』2025年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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『おとなの週末』編集部
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