『SLOW GELATO in bulk(スロー ジェラート イン バルク)』 @根津
注文後に混ぜるジェラートの楽しい新食感
2021年3月にオープン。自家製ソースと小さな焼き菓子のスプリンクルを、ジェラートにあと混ぜする手法で話題を集めている。「ジェラートは熊本県の野々島学園で障害のある方々が作っているもの。東京では、そのジェラートにあと混ぜするクランブルやソースを手作りしています」とは、オーナーの小沢朋子さん。フードデザイナーのモコメシとして活動していて、野々島学園にジェラートのレシピ提供をしている。
ジェラート 各650円(ミルクラズベリーシナモンクランブル、ミルクキャラメル195ナッツキャラメリゼ)
ジェラートはシンプルな2種類に厳選。コクのあるミルクは、甘酸っぱくてねっとりとした果実感のあるラズベリーソースと相性抜群。シナモンクランブルのザクザクが加わって、食感も楽しいしボリュームも満点!晩白柚(ばんぺいゆ)を隠し味にしたというチョコレートは爽やかな酸味が秀逸。極限の195℃まで焦がしたというキャラメルの苦みが絶妙にマッチしている。いろいろ試して、ぜひ好みの組み合わせを見つけたい。
[住所]東京都台東区池之端2-7-6
[電話]03-6887-9396
[営業時間]11時~18時
[休日]火・水
[交通]地下鉄千代田線根津駅2番出口から徒歩1分
『CASA DE GAZTA(カーサデガスタ)』 @白金高輪
特別なチーズが生み出すコクと酸味の優雅な共演
バスクチーズケーキを世に広めた『GAZTA』の戸谷尚弘シェフが、バスク地方の港町ゲタリアにあるレストラン『エルカノ』で感銘を受けたチーズアイスの味を再現。地名にちなんで、ゲタリアイスと名付けられた。まずは、艶やかで気品あるビジュアルに目を奪われる。味わえば、ふわっとした軽さがあり、爽やかかつ華やかなチーズの酸味が広がりながら、口の中でスーッと溶けていく。
紅茶オリジナルブレンド CASA DE GAZTA 900円
この味にたどり着くため、北海道の美瑛放牧酪農場でこのアイスのためだけのフロマージュブランを開発。菌の配合や温度などを何度も試して完成させ、一つひとつ手作業で作られる贅沢なチーズだ。空気と水分を多く含み、ふんわりとなめらかな舌触りをキープするためにお客さんの状況を見ながら作りたてを提供する。テイクアウトもできるが、チーズスイーツのためにブレンドされた紅茶「カーサデガスタ」を合わせつつ、店内でいただくのがおすすめだ。
[住所]東京都港区白金1-14-3
[電話]03-3473-7495
[営業時間]9時~19時(18時半LO)
[休日]月(祝の場合は翌日)
[交通]地下鉄南北線ほか白金高輪駅4番出口から徒歩3分
撮影/貝塚隆(kasiki、teal、CASA DE GAZTA)、西崎進也(Harlow ICE CREAM TOKYO、SLOW GELATO in bulk)、取材/白山次郎(kasiki)、井島加恵(teal、Harlow ICE CREAM TOKYO、SLOW GELATO in bulk、CASA DE GAZTA)
※2023年3月号発売時点の情報です。
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