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今でこそ、スーパーやコンビニに行けば、いつでもどこでも買うことができる「アイスクリーム」。デザートやおやつの定番として、身近な存在になりましたが、実はアイスクリームが初めて日本で登場したころは超高級品だったそうです。今回のシズリーナ荒井のアイス見聞録では、私のアイスの想い出とともに、日本のアイスの歴史について振り返ります。

カネボウフーズ時代の懐かしアイスが!

前回、ヨーロピアンシュガーコーンの取材でクラシエフーズさんにお邪魔したところ、取材用資料として過去のカタログなども用意いただけました。そこには私にとっての懐かしいアイスのパッケージや販促用のグッズがずらり!

シズリーナ荒井もびっくりのクラシエフーズさんのアーカイブ

そこにはなんとカネボウフーズ(現:クラシエフーズ)が90年代に発売していた「ソーダコング」が!

チョコソーダ、チョコバナナソーダという攻めたフレーバー(カネボウフーズ1992年春夏カタログより)

良い意味でツッコミどころしかないですが、シャリッ!とした食感のソーダアイスの中にねっとり(しっとり)としたチョコソースが入ったアイスバーで3層構造と当時としては珍しい商品。私の懐かし想い出アイスです。

筆者をアイス研究家へ導いたと言っても過言ではない「ソーダコング」

1歳1ヶ月からガリガリ君ソーダ味を食べて育ってきた私とすると、ソーダアイスの中にチョコソースが入っているアイスは感動そのものでした。当時アイスといえば50円前後くらいが相場のなか100円の商品は6歳の自分にとって高級品。アイスは無くなっても味と思い出は残っています。

まるで部屋の掃除中に見つけた卒業アルバムを見入るような筆者

今回クラシエフーズさんの取材を通じて、アイスカタログ(過去に販売されていた貴重な資料)と出会うことができました。アイスカタログをパラパラと見ていると当時食べたことのあるアイスは懐かしい思い出とともに食べた気になれました!

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明治時代に登場したアイスの値段は今の約50倍...
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