埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームに世界初の球場内オフィシャルバーが登場するなど話題を集める英国発の人気クラフトビール『BREWDOG』(ブリュードッグ)。日本で飲めるラインナップに、新たなフレーバーが加わります…
画像ギャラリー埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームに世界初の球場内オフィシャルバーが登場するなど話題を集める英国発の人気クラフトビール『BREWDOG』(ブリュードッグ)。日本で飲めるラインナップに、新たなフレーバーが加わります。このビールは、南国原産の果実グアヴァの風味が効いた「HAZY JANE GUAVA(ヘイジージェーン グアヴァ)」。暖かくなるこれからの季節にぴったりだというその味は―――。
2007年、英スコットランドで創業 代表銘柄はパンクIPA
ブリュードッグは2007年、英スコットランドで創業。「世界中を本当にうまいビールに夢中にさせること」を目標に掲げ、新しいビール文化の創造に向けて挑戦し続けているクラフトビールメーカーです。
代表的な銘柄が「PUNK IPA」(パンク・アイピーエー)。IPAとは、大量のホップを使ったビールの種類を指します。ホップの香りや苦みが、日本ではお馴染みのラガーよりも強めでフルーティー、度数も高めです。アメリカを中心に世界で愛され、近年は日本国内のクラフトビールメーカーもこのビアスタイルを展開しています。
フルーティーなアロマが華やかに広がる 暑い季節にぴったり
今回、ブリュードッグ・カンパニー・ジャパン(東京)が扱う商品ラインナップに加わる「HAZY JANE GUAVA(ヘイジージェーン グアヴァ)」も、IPAスタイル。従来の「ヘイジージェーン」に、グアヴァ風味を追加した新フレーバーです。
ヘイジージェーンは、「苦味を抑えることで、ホップ由来の爽やかなフルーティーさがよりダイレクトに感じられる、スムースな飲み口が特徴のニューイングランドIPA。無濾過で濁りをそのまま残し、モルトとホップの旨味を余すことなく閉じ込めることで、パイナップルやマンゴー、タンジェリンなどのアロマが華やかに広がる」(同社資料より)のが特徴です。
ブリュードッグのビールを、筆者はもう10年ほど愛飲してきました。この2年間では20種類近く味わったでしょうか。パンクIPAを筆頭に、もちろんヘイジージェーンも。ヘイジーとは、「霞んだ」の意。濁りを残した色合いは、フルーツジュースのイメージにも重なります。ヘイジージェーンはまさに、上記資料の説明にあるように、ジューシーな味わいが魅力で、暖かくなるこれからの季節にはぴったりのビールです。
新フレーバーの「ヘイジージェーン グアヴァ」も、その感想は変わりません。発売に際し、この2種類を飲み比べてみましたが、「グアヴァ」のほうが、グアヴァのさわやかな甘さが心持ち効いている感じです。IPA特有の苦みも、ヘイジージェーンよりも抑えめで、飲みやすくなっています。
両方ともパイナップルのような色合いですが、「グアヴァ」の方が、若干薄めか。アルコール度数は5.0%と同じですが、さらにジューシーな味わいが強まった印象です。6%台や7%台が多いIPAの中では、“低め”なので、ごくごく飲んでしまいました。
屋外の陽射しの下で、お気に入りのグラスに注いで飲むと、さらに美味しく感じるでしょう。
4月10日からイオンで発売 アウトドアでも楽しめそう
「ヘイジージェーン グアヴァ」(330ml)は、4月10日から本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」「イオンリカー」など約220店舗で販売されます。参考小売価格は390円(税抜き)。
「グアヴァ」に、パンクIPA(アルコール度数5.4%)、ELVIS JUICE(エルヴィス・ジュース、6.5%)、ヘイジージェーンを加えた4缶セット(各330ml)の「BREWDOG 4缶アソートパック」も参考小売価格1550円(税抜き)で発売。ボックス本体に氷を入れて直接冷やすことができるので、アウトドアシーンで重宝しそうです。もちろん、飲み比べも、楽しいと思います。
文/堀晃和
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