吉田類さん監修おつまみおせちや徳川家まで“体感型”おせち
大丸・松坂屋でしか買えない「特別企画」では、料理家や名店監修のおせち料理など趣向を凝らした商品が揃います。
“酒場放浪記気分”で新年の祝い酒
酒場詩人・吉田類さん監修の「おつまみ玉手箱 2024」(一段/1万6800円)や、ワインのおつまみ研究家・大橋みちこさん監修の「みちこのおつまみ宝石箱」(一段/1万6800円)は、おせちと相性の良いお酒やワインも一緒に購入することができます。お酒選びが苦手な方にとっては、お酒好きのおもてなしに悩まなくてすみ、料理ごとにおすすめのお酒もわかるので会話も弾みそうです。
「おつまみ玉手箱 2024」に入っている、「いかと山菜の中華和え」は、山菜の食感とほのかにピリッとした味付けがアクセントになり、日本酒をぐいっといけそうです。
尾張徳川家のお殿様気分を味わうなら
徳川美術館×大学名誉教授監修 和風おせち「和風 二段」(2万7800円)は、愛知県名古屋市に1935年に開設された、徳川家康や尾張徳川家ゆかりの品々を所蔵する徳川美術館が協力のもと、江戸時代に記された文献から大名家の正月料理を一部再現し、現代風のアレンジも加わった豪華なおせち料理となっています。重箱は、徳川家康が着用したと伝わる着物柄がデザインされ、料理は、南山大学名誉教授/東海学園大学客員教授であり、あいち郷土料理検討委員会の安田教授が監修しています。「いなだねぶかなます」というお魚の南蛮漬けのような料理を試食しましたが、酸味が現代の甘酢のような甘さではなく、キリッとした味でねぎが入っているのが、印象的でした。
料理研究家・大原千鶴さん監修の一段おせち
冷凍おせちで注目は、5年連続売上NO.1の「口福おせち」(和風 三段)を監修する料理研究家・大原千鶴さんが手がける一段おせちが初登場します。「和風 一段 なごみ」(1万4800円/冷凍)は、少人数の家庭でも無理なく気持ちよくお正月が迎えられるようにと、おすすめがバランスよく詰められた大原さんの自信作だそうです。
和洋中が揃うボリュームおせち
大丸 ・松坂屋厳選冷凍おせち「さくら」和・洋・中華風 与段(2万3760円/冷凍)は、和洋中の料理をバランスよく詰めたファミリー層向けのボリュームで初登場です。和風が二段、洋風一段、中華一段。帆立の雲丹焼、ローストビ ーフ、海老チリソースなどバラエティ豊かな品揃えは、世代を問わず楽しめそうです。
【「2024年 大丸・松坂屋のおせち」予約受付概要】
大丸松坂屋オンラインストア:2023年9月22日14時〜12月22日午前10時
店頭予約:2023年10月1日〜12月22日
※店舗により承り期間が一部異なります※大丸心斎橋店は店頭承りなし
取り扱い数:全国の各地方ごとにおせちカタログを制作 全国計約1700点
大丸松坂屋オンラインストア https://www.daimaru-matsuzakaya.jp/osechi/
おせち料理は、伊達巻や黒豆といった伝統的なおせちも継承されながら、スイーツおせちや、肉尽くしなどもあり、デパ地下で商品を選ぶような楽しさを感じられるのは、百貨店の大きな魅力だと感じました。
文・写真/大島あずさ