炊き立ての希少なコシヒカリを有明海産の海苔と沖縄の塩が引き立てる『おにぎりカフェ 利さく』

スープセット 900円 ※写真のおにぎりは(右から)「豆と青のり」と「深川」 左の具はアサリを炊いた佃煮。右はあおさのりに十勝産黒豆の食感が楽しい。好みのおにぎりふたつと好みのスープ、小鉢、漬物付き

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木のおにぎりカフェ『おにぎりカフェ 利さく』です。 飾らない味に宿る 丁寧な仕込みと探求心 元は店主・吉江さんのご両親が喫茶店…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木のおにぎりカフェ『おにぎりカフェ 利さく』です。

飾らない味に宿る 丁寧な仕込みと探求心

元は店主・吉江さんのご両親が喫茶店を営んでいた場所。新たに店を始める際、家庭的なメニューをやりたいと考え、「誰もがイメージでき、なおかつ、いろいろな表現ができるのはコレしかない」と、おにぎりカフェが誕生した。

米作りの匠と出会い、地域外に流通していない群馬県板倉町産のコシヒカリを産直で取り寄せる。それを羽釜で少しずつ、1日に何回も炊くので、おにぎりはいつも炊きたてで握られる。

スープセット 900円

『おにぎりカフェ 利さく』スープセット 900円 ※写真のおにぎりは(右)「豆と青のり」と(左)「深川」 左の具はアサリを炊いた佃煮。右はあおさのりに十勝産黒豆の食感が楽しい。好みのおにぎりふたつと好みのスープ、小鉢、漬物付き

その旨さを引き立てるのは、有明海産の海苔と沖縄の塩。さらに、毎日手作りされる具材が合わされば、幸せは倍増。佃煮に至るまで丹念に仕込み、和洋を織り交ぜた具材もあり、洋食出身の吉江さんにしか表現できない味わいに、ほっこり笑みがこぼれる。

味噌も北海道から鹿児島まで各地の味噌を使い分けるこだわりで、「だって楽しいから」と言う。おにぎりはもちろん、味噌汁も惣菜も、全部がご馳走だ。

【おにぎりDATA】
米:群馬県板倉町産コシヒカリ(玄米は茨城県産ミルキークイーン)
塩:沖縄の海洋深層水から作られた自然塩
海苔:有明海産
重さ:約100g(玄米約90g)

『おにぎりカフェ 利さく』

東京・千駄木『おにぎりカフェ 利さく』

[住所]東京都文京区千駄木2-31-6
[電話]03-5834-7292
[営業時間]9時~20時
[休日]水
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩1分

撮影/鵜澤昭彦、取材/飯田かおる
※2023年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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2024年1月号

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