「エキュート東京」で発見!名店の味
「『つばめグリルDELI』の自家製ビーフシチューのハンブルグステーキ弁当」1780円
1930年に東京・新橋で創業した『つばめグリル』。レストランと同じ味が楽しめる弁当には、これまたお店と同じく牛肉の生産者名が記載されている。そんな牛肉の旨みを楽しめる名物メニュー「ハンブルクステーキ」に、旨みたっぷりのデミグラスがキモの自家製ビーフシチューがかけられている。新潟県産のお米も感動もの!
「『えさきのおべんとう』の彩り豊かな新懐石弁当」1450円
1994年に青山で開店。2018年から山梨県・八ヶ岳に移転した日本料理店。多彩な素材や味・調理法で一つひとつに手をかけたおかずは「じゃがいものフォンダン」、「韓国唐辛子のトマトレンコン」など、野菜をふんだんに使用。ご飯に独自の蒟蒻米を混ぜ、糖質・カロリーが控えめなところもうれしい
『エキュート東京』
弁当や惣菜類だけでなく、お菓子や雑貨を扱う店など、日本各地の個性豊かな名店が揃う。店舗によりキッチンが併設されているので、時間帯により出来立てホカホカの商品が並ぶのも魅力だ。イートインスペースがあるのもありがたい。
[住所]JR東京駅1階(改札内)
[電話]03-3212-8910
[営業時間]8時〜22時 ※日・祝は〜21時
[休日]施設に準ずる
【ロケ弁で話題のアレが買える!】「欧風カレー オーベルジーヌビーフカレー」1580円
グランスタ東京にある『HANAGATAYA』のうち、弁当を取り扱う北通路と中央通路の2店舗で、東京・四ツ谷の人気欧風カレー店『オーベルジーヌ』のビーフカレーを限定販売。3日間かけ煮込んだ玉ねぎの甘みと、バターや生クリームのコクを感じた後に訪れるスパイシーさがクセになる。バターライスの風味も引き出されていて、完成度が高い
旅情と地元愛を感じる産地直送を狙うべし
『駅弁屋 祭』だけでも150種類以上が揃う駅弁。東京駅の構内外に並ぶさまざまな弁当を食べ比べた結果、茶色率高めかつ渋めのセレクトになったかもしれない。
選ぶ際に大切にしたのは、派手さはなくても各地元で作られ、かつ愛されているもの、ということ。ラベルの製造者の確認に加え、例えば店頭のポップに「はこビュン」と書かれているお弁当もチェック。これは、JRによる即日お届け列車便。
そのうちのひとつ「鰊みがき弁当」は、北海道から東京駅に毎日届き、13時30分頃に店頭に並ぶ。北海道から毎日運ばれ、この値段(1000円)で、しみじみおいしいなんて感涙もの。ちなみにご飯も北海道産米を使っていて、大きな地元愛を感じる。
加熱式で秀逸だったのが『オーベルジーヌ』のビーフカレー。温めている時からいい香りがするし、ゴロンと入ったジャガイモもホクホクになって、より魅力が増す。ただし、加熱式のお弁当は大きさの割に量は控えめ。加熱時間が7分程度かかるのでご注意を。
※掲載されている弁当は、曜日や時間帯により未入荷や配送遅れ、売り切れの場合もあります。
撮影/鵜澤昭彦、取材/市村幸妙
※2024年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。