浅草で約40年続くロシア料理の名店『ラルース』!! 煮込む・冷ますを3日間繰り返すロシアの名物料理とは?

キャベツロール 1980円 ランチのコース(3080円)でも単品でも食べられる

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草のロシヤ料理『ラルース』です。 【ロシア料理】どこまでもやさしいキャベツロールは懐かしい味わい 浅草になぜか多いロシア料理。そ…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草のロシヤ料理『ラルース』です。

【ロシア料理】どこまでもやさしいキャベツロールは懐かしい味わい

浅草になぜか多いロシア料理。その中でもこちらの看板料理「キャベツロール」は一度食べたら忘れられない。具はたっぷりの炒め玉ねぎと国産牛の挽き肉。その旨みをキャベツに吸わせるため、煮込む、冷ますを3日間も繰り返すという。主役はキャベツだからメニュー名は「キャベツロール」。

キャベツロール 1980円、グラスワイン 880円~

『ラルース』(左)キャベツロール 1980円、(右)グラスワイン 880円~ ジョージアの赤ワインとも相性ばっちり。ランチのコース(3080円)でも単品でも食べられる

煮込む間に脂やアクを丁寧にすくうので、どこまでもきれいでやさしい。もうひとつの名物「ピロシキ」もふんわり軽い生地に特徴がある。パン生地にバターを織り込むのでパイのように空気の層ができているのだ。香味野菜と牛挽き肉たっぷり、油で揚げているのに、ウソのようにいくらでも食べられる軽やかさ。

浅草でおよそ40年、素朴なロシアの味とひたすら実直に向き合う昭和の名店だ。

『ラルース』天井にはシャンデリア、木製の扉がクラシックな雰囲気を醸し出すエントランス。創業は1983年。店名のラルースは料理百科辞典からつけられた

東京・浅草『ラルース』

[住所]東京都台東区浅草1-39-2
[電話]03-3841-3383
[営業時間]11時半~22時半(20時半LO)
[休日]火(祝の場合は翌休)
[交通]つくばエクスプレス浅草駅A1出口から徒歩7分

おとなの週末2024年2月号は「欲望のラーメン」

2024年2月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2023年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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