豚の背骨肉とジャガイモの鍋「カムジャタン」で勝負する『元祖 宋家 本館』 サイドメニューはキムチやチヂミなど少数精鋭

ウゴジガムジャタン 1800円(写真は2人前) “ウゴジ”とは乾燥白菜のこと。2週間かけて干して甘みを凝縮させた白菜がスープを吸って絶品!鍋は他に辛さのない“白”と唐辛子入りの“赤”の計3種

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・東新宿の韓国料理店『元祖 宋家 本館』です。 旨さ炸裂!老舗の矜持を詰め込んだカムジャタン 店の入れ替わりが絶えない新大久保で23…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・東新宿の韓国料理店『元祖 宋家 本館』です。

旨さ炸裂!老舗の矜持を詰め込んだカムジャタン

店の入れ替わりが絶えない新大久保で23年目というから、この界隈ではもはや老舗の域だろう。ここは創業時から今も変わらず豚の背骨肉とジャガイモの鍋、カムジャタンで勝負する専門店だ。目の前でグツグツと音を立てる鍋からスープを飲むと、のっけから心を掴まれてしまった!

パンチの効いたコクと深みがありつつも、後味はどこまでもクリア。続いて骨に付いた肉にかぶりつけば、抵抗なくスルッとはずれ、肉の繊維の中からじゃんじゃん旨みがあふれてくる。

ウゴジガムジャタン 1800円

『元祖 宋家 本館』ウゴジガムジャタン 1800円 “ウゴジ”とは乾燥白菜のこと。2週間かけて干して甘みを凝縮させた白菜がスープを吸って絶品!鍋は他に辛さのない“白”と唐辛子入りの“赤”の計3種

大きくカットされたジャガイモだってホックホク。この味を作るのは、スープの素材となる豚骨の丁寧な下処理から火加減の微調整といった細やかな仕事の積み重ね。

「カムジャタンの味がブレるから他の料理は増やさない」と店主の宋さん。サイドメニューはキムチなどの漬物やチヂミにジョンと少数精鋭だ。ちなみ昼からこの鍋を味わうならば、すぐ近くに構えた別館へ。

『元祖 宋家 本館』

東京・東新宿『元祖 宋家 本館』

[住所]東京都新宿区大久保1-12-28
[電話]03-3205-9555
[営業時間]17時〜23時(22時LO)
[休日]月(祝は営業し翌火休)
[交通]地下鉄副都心線ほか東新宿駅A1出口から徒歩4分

おとなの週末2024年3月号は「サクッと“とん活”」

2024年3月号

撮影/鵜澤昭彦、文/菜々山いく子
※2023年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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