「おとなの週末」スタッフの食生活をのぞき見!ライター・松井さおりの「食取材をしながらもダイエットは継続した12月」編

毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、松井さおり編。2月号(1月発売)の取材を行っていた12月。出産の予定もないのに、気づけば臨月の時と同じ体重に……。4ヶ月のケトジ…

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毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、松井さおり編。2月号(1月発売)の取材を行っていた12月。出産の予定もないのに、気づけば臨月の時と同じ体重に……。4ヶ月のケトジェニックダイエットで20kg痩せたのに、立ちはだかるはラーメン特集の壁。さあ、どう乗り切ろう?

食取材をしながら4カ月で20kg減量。ダイエットは継続中!

×日:2週間以上前にかかったインフルエンザがなかなか治らない。長期の糖質制限で体力が落ちているせいか?好きな物を食べて精を付けようと、4カ月ぶりに片栗粉を解禁し、鶏肉にまぶす。できあがった油淋鶏のサクサク、ジューシーなことといったら!片栗粉の偉大さにひれ伏した。人類が食の悦びを知った瞬間も、きっとこんな感じだったのかも。

×日:東北在住の友人から、山形のラフランスが届く。追熟させて皮を剥いたら、華やかな香りと共に果汁があふれ出した。糖質制限をしていて一番ほしくなるのが、何を隠そう果物の甘み。甘い果汁がカラダに染み渡る。

まるでジュースを飲んでいるみたいに甘くてジューシーなラフランス

×日:インフルエンザを言い訳にして自分を甘やかしていたら1週間で1.8kgもリバウンドしていた。ドウスル?明日から怒涛のラーメン取材が始まるというのに。ええい、毒を食らわば皿まで。もはや増量は避けられないので、明日からの5日間はチートウィークに充てようと開き直る。

×日:ラーメン取材1日目。ずっと気になっていた秋葉原の大行列店『Tokyo Style Noodle ほたて日和』へ。看板メニューのつけ麺に感動したのも束の間、「ほたて塩そば」はさらにその上をいくおいしさでおののいた。カマス煮干し、サバ節をメインにホタテのエキスを重ねたスープはアニマルオフながら旨みたっぷり。味変用の大葉のジェノベーゼやバルサミコ酢で煮詰めたチャーシューなど、創作性もあって最後まで楽しめた。控えめに言って最高。これは絶対食べてほしい!!

×日:ラーメン取材2日目。ラーメン店を梯子取材した足で、大塚『地酒や もっと』へ。刺身やぶり大根、エゾシカのカツレツを日本酒で楽しむ。メインディッシュはアナグマのしゃぶしゃぶ(ダシももちろんアナグマ!)。肉質はイノシシ、風味はラムにも少し似ていてクセになる。幻のジビエを体験できて大満足。

フルーツを食べて育てたアナグマとのことで、ほんのり甘みも感じられた。〆は雑炊でフィニッシュ

×日:ラーメン取材3日目。仕事終わりに飲みに出かけるも、なんだか満たされない。思い起こせば、某バラエティ番組の放送を観て以来、ずっと『天下一品』の口。天一でさらに飲み直して、〆にこってりMAXを注入。3日連続、部屋でハーゲンダッツを食べながら寝落ちする。

手前がこってりMAX。どろどろのスープがココロのスキマを埋めてくれる

×日:ラーメン取材4日目。本日は、浅草『酒さかな ずぶ六』で一杯。刺身や魚料理、おでんなどをアテにして日本酒をあれこれ楽しむ。小鉢で少しずつ出してくれるので、いろいろな料理を楽しめるところもいい。ひとりでも通いたくなる素敵なお店だった。

料理はひとりずつ取り分けて出してくれる。もちもちのホウボウがおいしかったなぁ

5日ぶりに体重を計ったら、見事に5kg増!

×日:ラーメン取材最終日。最後の晩餐とばかりに『天麩羅 秋光』で天丼、『浅草梅園』で白玉クリームあんみつを食べ、たっぷり糖質を補給する。もちろん撮影したラーメンもしっかり完食。5日ぶりに体重を計ったら、見事に5kgも増えていた。

本日の五代目天丼。この日は、アナゴとエビ、カキ、サワラ、シシャモ、シシトウ、サツマイモの7種がのっていた

×日:ラーメン取材を終え、3日間の断食を敢行。その後も節制し、増えた7kgを10日で戻した。目標まであと6kg……先は長い。

×日:栗の産地、長野県小布施町で栗菓子の撮影。ダイエット中ながら、『栗の木テラス』のモンブランの誘惑には勝てず、もぐもぐ。甘さ控えめで本当においしいのよ。何度食べても、私の中では日本一のモンブラン!

和菓子用の栗餡をペーストに使っている。普段スイーツを食べない男性陣からも大好評

×日:料理人向けの専門誌の取材で某高級寿司店を訪ねる。撮影した寿司をお店のご厚意でいただき、役得に感謝。豊洲で一番の高値で取り引きされたという超高級ウニをほお張り、幸せ気分に浸ったのも束の間、「そのウニ、1貫6000円だよ」と大将に笑顔で言われて凍り付いた。そのまま口に入れて帰ろうかと思ったわ!

文・撮影/松井さおり

2024年2月号

※2024年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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