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愛知県の隣、岐阜県で肉といえば、飛騨牛があまりにも有名である。では、豚肉はどうか。岐阜のブランド豚、「ボーノポークぎふ」は、知名度こそまだまだだが、鹿児島の黒豚や沖縄のアグー豚にも負けてはいない。 今回紹介する『豚料理 とんと』は、ボーノポークぎふに魅せられた店主が作る、こだわり満載のメニューだ……。

岐阜県が誇るブランド豚「ボーノポークぎふ」の高いポテンシャルに驚愕!

愛知県の隣、岐阜県で肉といえば、飛騨牛があまりにも有名である。 では、豚肉はどうか。 岐阜のブランド豚、「ボーノポークぎふ」は、知名度こそまだまだだが、鹿児島の黒豚や沖縄のアグー豚にも負けてはいない。

今回紹介する『豚料理 とんと』は、ボーノポークぎふに魅せられた都築賢治さんが2012年10月にオープン。

「ボーノポークぎふの特徴は、濃厚な肉の旨みと脂の甘み。 それでいて、後味はさっぱりとしています。 バラ肉や肩ロースなど部位によってそれぞれ異なる味わいが楽しめるので、料理の幅が広がるんです」と、都築さん。

メニューは、もつ鍋やしゃぶしゃぶ、リブロースステーキなど豚料理の定番から、アイデアを凝らした創作メニューまで約70種類がそろう。 なかでも、絶対に注文したいのは、看板メニューの「焼きしゃぶ とんと巻き」(1枚270円~)。

当初は炭火でサッと炙った肩ロースに、柚子胡椒おろしをのせていたが、今ではチーズやオニオン、芽ネギなど30種類以上のトッピングを用意している。 写真はウニやイクラをのせた豪華版で値段は1670円。 「夏は岩牡蠣や大アサリ、冬は白子など旬の食材も登場します。 それぞれの味がぶつかり合ってしまわないかと思うでしょうが、互いの美味しさを引き立てます。 それがボーノポークぎふの魅力でもあります」(都築さん)

それと、店の名物をもう一つ。 ボーノポークぎふを100%使用したハンバーグの「とんとバーグ」(1350円)だ。 熱々の鉄板で出されるところが、名古屋人としてかなりハートをくすぐられる(笑)。

ナイフを入れると、スッと切れる。 かなりやわらかそうだ。 ハフハフしながら頬張ると、濃厚な赤身の旨みとともにジューシーな脂が口の中でほとばしる。 豚肉だけにもっと淡泊かと思いきや、しっかりとした味に驚いた。 それだけ赤身と脂のバランスが絶妙なのだ。 写真は自家製の甘ダレと温泉玉子で味わう「元祖甘タレエッグ」。 ほかにも和風の「出汁おろし」(1090円)や、チーズ好きにはたまらない「ゴルゴンゾーラチーズエッグ」(1570円)も用意しているので、ぜひ!

■豚料理 とんと [住所]愛知県名古屋市中区新栄1-8-17 スカイステージ新栄1階 [TEL]052-212-7729 [営業時間]11時半~14時半(14時L.O.)、18時~翌1時(24時半L.O.) [定休日]日曜の昼
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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永谷正樹
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