蕎麦前のレベルの高さに大感激!「おとなの週末」ライターがこっそり教える蕎麦の名店【一ケ月食ダイアリー】

『ら すとらあだ』の蕎麦

毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、和賀かな編。9月号(8月発売)の取材を行っていた7月、目の前にあるものはすぐに食べたいし飲みたい。思い出とか、不要w。そんな自分にこのページが回ってくるのは大体年に一度あるかないか。しかも今回、依頼も遅かったしねぇ、戎クン!

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毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、和賀かな編。9月号(8月発売)の取材を行っていた7月、目の前にあるものはすぐに食べたいし飲みたい。思い出とか、不要w。そんな自分にこのページが回ってくるのは大体年に一度あるかないか。しかも今回、依頼も遅かったしねぇ、戎クン!

写真を撮る習性がないのにこのページを書くのって本当に苦痛……。

×日:そんなワケで、このページを依頼される前に自由が丘のイタリアン『mondo』へ行ったので、一緒に訪れたライター井川さんから写真をもらうことに。この店は今年で16年、そして7月一杯で閉店となる。

シェフ宮木さん

シェフ宮木さん、ソムリエ田村さんはそれぞれ別の道を歩む決意をしたらしいけれど、新しい世界に挑んでいくふたりを心より応援します。目一杯のご馳走とワインを、ありがとう!

ソムリエ田村さん(中央) ゆるムードが大好きでした

友達の息子が映画監督になった

×日:友達の息子が映画監督になった。2年前、大手映画配給会社に新卒入社して、オバチャンたちみんなで祝宴を囲んだのも束の間、彼は会社を辞め、自分で映画を撮るようになった。そしてその彼の短編作品がとある映画祭で審査員特別賞を受賞!期間限定でシネコン上映(@熊谷)するってんで、観に行ってきた。いやぁ〜これが、よかったんす。親戚筋の贔屓目とかじゃなく、とても行間のある台詞と映像の構成で、グッときた。頑張れ、レオ。

『網戸』監督・脚本/中江伶乙 どこか上映イベントさせてくれないかなー(問合せ待つ)

店長Minamiさん

×日:姉と仲がいい。恐らくそれは、姉がよく飲むからじゃないかと、最近つくづく思う。なぜならこの日も、銀座のビストロでワイン1本飲んで解散かと思っていたら、会計と同時に「次どこ行く?」と振ってきた。有無を言わさぬ技……勉強になります。ということで、東銀座のワインバー、みんな大好き『パ・ロワン』へ。

1本目は『ビストロオザミ』

店長Minamiがますます店の回しに磨きかかってきていて、大女将感炸裂。夜がふけるにつれ、床が抜けないか心配なほどの盛り上がりを見せ、見事に打ち上がって帰路へ着く。ちなみに姉は、まだまだ飲めそうだった……。

2本目以降はMinamiにおまかせ

蕎麦の実リゾットも最高ですやん『ら すとらあだ』

×日:蕎麦屋は好きだし、もしかしたらそれ以上に蕎麦屋で飲むことが好きである。そして蕎麦屋はできればフラッと行きたい……んだけど、それじゃあ叶わない蕎麦屋もあるわけで、珍しくもひと月前とかに予定を決めて訪れた『ら すとらあだ』@中野坂上。正確には、この店の店主・ヒビヤンを舎弟扱いしている姐さんライターのオカジュンさんが予約してくれた。超久々来れたよー、ありがとうオカジュン。さてヒビヤンの蕎麦で有名なのがピロピロした平打ち蕎麦だけど、今回改めて蕎麦前のレベルの高さに感激。自家製豆腐もトマトの煮こごり風も蕎麦の実リゾットも最高ですやん。もちろん〆蕎麦も堪能させてもらいました。

山形 挽きぐるみ(平打ち)旨し!美酒の邪魔をするカメラマンNも相席w

御徒町の『老酒舗』で再会

×日:25年前に女ひとり、ロシアからシベリア鉄道を使ってヨーロッパ入り、その後N.Y.へ渡った友人が6年ぶりに帰国。ちなみに渡航当時の語学力はゼロ、一貫して日本語オンリー、大きな態度だけが強み。もうそのプロフィールだけで十分お腹いっぱいなヤツと、御徒町の『老酒舗』で再会。

『老酒舗』

驚いたのは、今でもカタコト英語だったことと、それなのに中国人の店員に英語で話しかけてキレられていた。人ってそんなに簡単に変われないよねと感じ入った猛暑の夜だった。

「また来年も来るからよろしく~」と友人。10年に一度くらいいいんですけど!

文・撮影/和賀かな

2024年9月号

※2024年9月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「なんと総重量「4キロ超」…!秋葉原の《デカ盛り》を食べ歩きしたら想像以上にヤバかった」では、聖地と言われるアキバのデカ盛りの味、食べ応えを覆面調査隊が実食レポートしています。

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