30数年前の出会いから始まった!看板カレーは当時の店のレシピを復刻、リッチなコクとスパイスの香りが決め手

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・飯田橋のカレー店『すぱいし家』です。

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・飯田橋のカレー店『すぱいし家』です。「多皿系カレー」を編集部が実食し、ランキングをつけた中で、第3位にランクインしたお店です。

ベテランシェフの腕が光りまくる北インドカレー

店主の田渕義晴さんとシェフのチャンドラ・ラビさんの馴れ初めは今から33年前のとあるインド料理店。それぞれ別の道へと進むも「ラビほどのシェフはいない」と田渕さんがラブコールを送って2024年3月にこの店を立ち上げた。

カレーは北と南、両方のスタイルの良いとこ取りで、特にバターチキンは出会った当時の店のレシピを復刻させた看板カレー。カシューナッツペーストのリッチなコクからスパイスの香りが鮮やかに広がってくる。

選べるカレー3種盛り 1848円(昼は1300円)

『すぱいし家』選べるカレー3種盛り 1848円(昼は1300円) カレーは7種類からチョイスできる (カレー左から)完熟トマトのプローンマサラ エビとトマトで濃厚なコクに、復刻 甘くない大人のバターチキン、辛口マトンブーナ マトンはホロホロで黒胡椒の香りと刺激もたっぷり、(手前の皿:奥)野菜のバジ この日はピーマンとジャガイモのスパイス炒め、(右)パラタ 香ばしくもっちり。カレーとの相性も◎、(手前)バスマティライス、(左手前)オニオンピクルス 食感のアクセントにも、(ライス上)パパード、(左)アチャール

加えてふたりして酒場好きのビール党。夜はポテサラやモツ煮なんかの居酒屋メニューをアレンジしたスパイス料理もわんさかあって、あれもこれもとテーブルを埋め尽くしたくなる。

店主の田渕さんとシェフのラビさん「スパイス料理に合うビールも多数揃えてますよ」

『すぱいし家』店主の田渕義晴さん(左)とシェフのチャンドラ・ラビさん(右)

飯田橋『すぱいし家』

[住所]東京都千代田区飯田橋4-2-5 フジテラス飯田橋102
[電話]03-6261-7131
[営業時間]11時半〜14時LO、17時半〜22時LO
[休日]土の夜、日
[交通]JR中央線ほか飯田橋駅西口から徒歩6分

おとなの週末2025年2月号は「醬油ラーメン」

『おとなの週末』2025年2月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『厳選【東京の三ツ星スパイスカレー店】ベスト5発表!1位は蒲田のお店”追いカレーソースいきます?”』では、東京に店舗を構えるスパイスカレー店を様々な観点から評価し!ランキング形式で紹介します。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

毎日でも食べたくなるカレーを発見! 店主30年の集大成、野菜カレーが定食の核

“多皿系カレー”とはこれだ 南インドを象徴するスタイル、カレーは4種、副菜も8種で、おいしさ無限大! 

「多皿系カレー」ランキングで第1位を獲得! 東京で食べられるネパールカレー  

大阪で話題の“透明なカレー”を実食! なぜ、透き通ったカレーソースになるのか

おすすめ記事

立派なエビがドンっ!じゅうじゅうカルビの海鮮メニューに注目、紅ズワイ蟹や有頭大海老を贅沢に使った「海鮮グルメフェア」期間限定で開催

毎日豊洲で仕入れる鮮度抜群の魚が旨い!東京・板橋で出合った至高の「刺身の盛り合わせ」

【保存版】絶品チャーハンのある町中華4選! “オムチャーハン”に玉子炒飯の概念が覆される

毎日でも食べたくなるカレーを発見! 店主30年の集大成、野菜カレーが定食の核

この食材の名前は? 白菜の仲間です

【1月30日】今日は何の日? 10円玉1枚で話せる時間は3分間!

最新刊

「おとなの週末」2025年2月号は1月15日発売!大特集は「醤油ラーメン」

ラーメンの原点とでも言うべき醤油ラーメンを特集。老舗から新店まで、食べておきたい、食べるべき一杯を集…