そうだ 京都、行こう。――日本の広告史に輝く、JR東海の名作キャンペーンが始まって今年で30周年。記念イヤーとして何やら面白いプランを続々展開中だ。秋の紅葉はもちろん、CMやポスターでお馴染みの風景を酒のアテにしたり、レアな美酒との出合いもあったり!? そうだ、と思い立ったら、京都で至福の一杯が待っている。
画像ギャラリーそうだ 京都、行こう。――日本の広告史に輝く、JR東海の名作キャンペーンが始まって今年で30周年。記念イヤーとして何やら面白いプランを続々展開中だ。秋の紅葉はもちろん、CMやポスターでお馴染みの風景を酒のアテにしたり、レアな美酒との出合いもあったり!? そうだ、と思い立ったら、京都で至福の一杯が待っている。
「そうだ 京都、行こう。」30周年を締めくくる特別企画!
1993年に始まり、今年で30周年を迎えている「そうだ 京都、行こう」キャンペーン。昨年からさまざまな企画を展開しているが、そのフィナーレを飾る特別企画「そうだ 京都で、飲もう。」がスタートした。
京都ならではの場所でお酒やお茶を楽しみ、それらにまつわる体験を通じ、よりおいしく思い出深い旅を提供する。そんな体験型プランが多数用意されているのだ。
新酒を飲み比べ!佐々木酒造の見学
今回は、“酒”にちなんだプランをいくつかピックアップしてご紹介しよう。
京都は、京都盆地の名水に育まれ、清酒造りが発展してきた。二条城の北にある「佐々木酒造」は、京都市にある酒蔵の中でも洛中に現存する唯一の蔵元だ。
創業は、明治26年(1893年)。日本酒造りに欠かせない水は今も昔も井戸から汲み上げ、地下水を使用。酒蔵の玄関には杉玉が吊るされ、なんとも趣きがある。普段公開されていないこの酒蔵の見学をはじめ、日本酒の飲み比べなどが楽しめるプランは、酒好き垂涎ものだろう。
【佐々木酒造 解説付き酒蔵見学と新酒飲み比べ】
京都洛中唯一の蔵元「佐々木酒造」では酒蔵見学が楽しめる。見学に加え、新酒・生酒の飲み比べもできるのはこの時期ならでは。11月30日(土)に行われるEX会員限定の見学では、この日だけのドクターイエローや N700Sとコラボしたオリジナルラベルを貼った新酒が持ち帰り可能。
そのほか、EXオリジナルカラーの手ぬぐい付きの飲み比べプランも用意。常時15種類以上の日本酒から6種類を選ぶくことができるので、こちらもお見逃しなく!
京都の街を一望! ルーフトップバーで贅沢な刻を
京都で一杯楽しむなら、“ならでは”のロケーションとともに酔いしれるのもいい。そんな気分には、いま話題の京都を代表するルーフトップバーで過ごすプランがオススメ。心地よい風を感じながら、眼下に広がる町並みや夕焼け、夜景を眺めつつ杯を傾ければ、いつもと違った京都でのひと時が過ぎていくはず。
【[座席確約]京都清水・K36で楽しむ、選べるフード&ドリンク(おひとり様25,000円分)フード&ドリンク】
清水坂の途中に建つ小学校校舎をリノベーションした「ザ・ホテル青龍 京都清水」の最上階にあるのが、ルーフトップバー『K36』。
法観寺・八坂の塔など京都らしい風情を感じさせる東山地区を目前に、京都市街を一望できる360度のパノラマビューは感動の眺望だ。
こちらでは、洗練された空間の座席とひとり2万5000円分のドリンクとフードが確約されたプランが登場。ゆるりと美酒・美食を堪能あれ(予約は2名からの受付)。
【CICON ROOFTOP BAR by NOHGA HOTELで楽しむ♪タコスとオリジナルカクテル】
こちらも東山エリアのホテル「NOHGA HOTEL」最上階に位置。清水寺や京都タワー、比叡山の山並みまで京都中を望むルーフトップバーは、開放感抜群!
夕暮れになると灯される火を囲み、タコスを片手にバーテンダー自慢のシグネチャーカクテルを味わえる。通常、当日の電話予約でしか席を確保できないが、特別に事前予約(18時~20時の間)可能に。
京都タワーの展望室でも座席確約!
【[座席確約]スカイラウンジ「空」-KUU-「そうだ 京都、行こう。」カクテル(ナッツ付)】
京都のランドマーク「ニデック京都タワー」も絶景を楽しめるスポットのひとつ。展望室3階のスカイラウンジで、地上45mから古都の街並みを眺めながらお酒が楽しめるプランをどうぞ。
席の確約に加え、「そうだ 京都、行こう。」をイメージしたカクテル1杯(ナッツ付き)がいただける。どんなカクテルが登場するのか興味津々だ。
あの山崎蒸溜所の見学ツアープランも用意!
酒呑みなら一度は訪れてみたいのが、京都近郊に位置する「山崎蒸溜所」。天王山に抱かれた名水の地・山崎に、1923年に建設着手。日本で最初に国産ウイスキーの製造に成功した“ジャパニーズウイスキーの故郷”といえる聖地だ。
世界で評される「山崎」ブランドをはじめ、長年に渡りサントリーウイスキーの代表的な生産拠点として知られる。また、世界でも類のないほど多彩な原酒を造り分けていることも特長だ。
【日本のウイスキーづくりに触れる サントリー 山崎蒸溜所 見学ツアー(抽選制)】
超人気で予約がとりにくいと噂の「山崎蒸溜所」見学ツアーに、なんと抽選で10名に参加のチャンスが!(応募は11月4日21時まで) ウイスキーの製造工程が見学でき、多彩な原酒の造り分けは必見。
ほかに、シングルモルトウイスキー「山崎」のテイスティングなど、蒸溜所ならではの特別な体験が続々だ。ただでさえレアなツアーだから申し込まなきゃ損。あとは吉報を待つべし(催行は12月14日のみ)。
ザ・プレミアム・モルツの試飲付き! プレモルの工場見学
京都にゆかりのあるブランドを持つサントリー。「サントリー<天然水のビール工場>京都」は、1969年にサントリービール第2の生産拠点として開設された。
良質な天然水にこだわって選んだ京都・長岡京の地で、「ザ・プレミアム・モルツ」をはじめ、天然水仕込みのビールづくりを行っている。
こちらでは、工場見学のほか、ビールグラスやオリジナルつまみなどを販売するブルワリーショップも人気だ。
【醸造家セミナー&「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム<山崎原酒樽熟成>2024」試飲付き サントリー<天然水のビール工場>京都 見学ツアー】
ビール製造工程の見学に加え、ザ・プレミアム・モルツのおいしさの秘密を醸造家から直に聞くことができる貴重なプラン。さらに、2024年10月以降発売予定の「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム<山崎原酒樽熟成>2024」など、注ぎたてのビールを試飲できるのがたまらない(11月17日、12月8日のみの催行)。
京都ならではの魅力的な“酒”体験が楽しめる数々のプラン、いかがでした? 気分や予算、スタイルも多様に、まだまだプランは盛りだくさんというから、要チェックだ。
今回は酒をフィーチャーして魅力をお伝えしたが、お茶やコーヒーなどノンアルコールのプランもあるので、それはまた次回。改めて紹介しよう。
文/飯田かおる
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