お笑い芸人を中心に、タレントやアスリートなどのマネジメントとプロデュースを行っていることで有名な吉本興業だが、地域活性化や地域課題を解決する“地域創生”にも取り組んでいることをご存知だろうか。その “地域創生” の一環で、吉本興業東京本部にある社員食堂で最も人気の高いメニュー「よしもとカレー」と、全国各地の魅力ある食材とコラボレートしたレトルトカレーを売り出しているのだ。第14弾として、新潟県えちご中越の地域食材である「えだまめ」とのコラボレーション商品「よしもとカレー えちご中越 えだまめ編」が2024年10月26日に登場。このカレーも話題になりそうだ。
吉本の芸人や社員が熱望した、「よしもとカレー」のレトルト化
吉本興業東京本部にある「Munch Lunch(マンチ ランチ)」は、社員や芸人らで賑わう社員食堂。そこで一番人気の「よしもとカレー」は、甘さから入り、スパイスの刺激が心地よく押し寄せ、野菜をじっくり煮込んで引き出した自然の甘みにあふれた味わいのカレーだ。
「よしもとカレー」の味を自宅でも食べることができたら、という声が芸人や社員から届き、レトルト食品化が決定。吉本興業の原点である大阪・泉州地域で生産された「泉州たまねぎ」を使用し、水分が多く甘みがあり、肉厚で柔らかい「泉州玉ねぎ」が、スパイシーかつ、コクとまろやかさを引き出した、レトルトの「よしもとカレー」が2021年に完成した。