Googleのスマホが「40%」引きのチャンス!? ​さらにブラックフライデー セールが​11月21日から​スタート!! 注目の「AIスマホ」Pixel 9 Proの性能をレポート

Google謹製のスマホといえばGoogle Pixel。その最新版がPixel9シリーズであり、Pixel 9 Pro (Googleストアにて税込159,900円から )は「最もコンパクトなサイズで最高の性能」という位置づけになる。AIという新たな領域に足を踏み入れつつある、最新のAndroidスマートフォンの使い心地をレポートしよう。またPixel 9シリーズのお買い得なセールもあるので、こちらもお伝えしよう!!

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Google謹製のスマホといえばGoogle Pixel。その最新版がPixel 9シリーズであり、Pixel 9 Pro (Googleストアにて税込159,900円から )は「最もコンパクトなサイズで最高の性能」という位置づけになる。AIという新たな領域に足を踏み入れつつある、最新のAndroidスマートフォンの使い心地をレポートしよう。またPixel 9シリーズのお買い得なセールもあるので、こちらもお伝えしよう!!

質感が高くて(それなりに)小型のPixel 9 Pro!

Pixel 9 Proはシリーズの中では最も小型な機種。質感は高く、梱包もコンパクト。

Google Pixel 9 Pro(Googleストアにて税込159,900円から)は最新のPixel 9シリーズの中で、最も高性能で最も小型な機種だ。

Pixel 9シリーズは価格の安いほうからPixel9(税込128900円から), Pixel9 Pro(税込159900円から)Pixel9 Pro XL(税込177900円から),Pixel9 Fold(税込257500円から)と4種類が存在する。このうちPixel9 Foldは折りたたみボディなので、現在一般的なスマートフォンの形をしているのは3種類となる。

3種類を大きく分けるのはボディサイズとカメラ性能。比較的小型なのがPixel 9とPixel 9 Pro、3眼の上位カメラ構成がPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLという構成だ。つまりPixel 9 ProはPixel 9と同形状の小型ボディに、Pixel 9シリーズ最上位の広角・標準・望遠の3つのカメラを持つ。

Pixel 9シリーズで最初に驚かされるのは、質感の高さだ。Pixel 8も高級感はあったが、ポリカーボネートにホーロー引きのような光沢を与える、高級な文房具のような方向性。Pixel 9シリーズは、人の指が触れるところはすべてアルミニウムとガラスで構成された、精密な機械の質感になっている。カバーをかけるのがもったいないような手触りだ。

サイズは「小さい」と強調するほどの小ささではないが、現代のスマートフォンとしては小さい方だ。長時間の動画視聴をよくする人にはPixel 9 Pro XLがおすすめだが、少しでも小さいほうが嬉しい人にはPixel 9 Proが最適だ。

なお、執筆時点で Pixel 9 と Pixel 9 Pro XLの40%割引の割引コードがGoogleストアから配布されている。条件はGoogle Play Pointsのステータスがゴールド以上であること。該当するAndroidユーザーはPlayストアを起動して、右上のアイコンから自分のステータスを確認することで、割引コードを取得できる。割引コードの期限は2024年12月2日となっている。

さらには、Googleストアでは、新製品などさまざまな対象製品をお得に購入できるブラックフライデーセールを11月21日から12月3日まで開催。Pixel 9シリーズのうち、今回レポートする9 Pro以外の9と9 Pro XLがセール対象だ

Google Pixel 9は、下取りなどの活用で実質最大110,000円お得に購入できる。通常価格から20,900円引きのほか、対象スマホの下取りで最大64,900円払い戻される。Google Pixel 9 Pro XLは、下取りで最大88,000円の払い戻しがあり、実質89,900円で購入できる。

『AIスマホ』時代に準備は万全!

Google Gemini にPixel9 Proの原稿を依頼したところ、ものの数秒で出力されてしまった。

Pixel 9 シリーズの最大の特徴は『AI対応』だ。

そのためにメモリは16GBという途方もない量が搭載されている。下位のPixel 9でも12GBが搭載されている。パソコン並みのRAMのサイズだ。

Pixel 9シリーズのハードウェアは、AI用に全振りされている。CPUの『Tensor G4』もAI性能を重視した特別設計。すべてはPixel 9 Proの中でAIを動かすための準備なのだ。

GoogleのAIは『Google Gemini』といい、従来のGoogleアシスタントと差し替えて使うことができる。そこで「Pixel 9 Pro を紹介する記事」を依頼してみた。やりかたは簡単。「オッケー・グーグル。ブログでGoogle 9 Proを紹介する記事を書いて」とPixel 9 Proに喋るだけだ。

すると数秒も待たずに、数ページ分にまとめられた原稿が完成し、読み上げが始まった。最後に「いかがでしょうか?」の一節を書き加えたら、そのへんでよくみる解説blogそのものの記事だ。しかも、タイトル案や構成案、バズるための秘訣まで懇切丁寧に指導まで付記されている。ChatGPTでも同じことはできるが、スマホに話しかけるだけの手軽さは圧倒的に有利だ。

こうした高度なAI機能を、部分的とはいえサーバー上ではなく携帯端末上で動かそうとするのだから、いかにPixel 9 Proが野心的な目標を掲げているかわかる。

政治家の囲み取材をテレビで観ていると、最近はICレコーダーとスマホを2台重ねて突き出している記者がいる。AIによる『文字起こし』機能をつけっぱなしにして、録ったそばからテキスト化しているのだろう。ICレコーダーはバックアップ用だ。

この程度のAI機能は、すでに従来のPixelシリーズ上でも動かせるようになっている。そして、Pixel 9 Proのハードウェアならば、未来のアップデートにも余裕で対応できるというわけだ。

ハイエンドクラスに相応しいカメラ性能!

5倍の望遠レンズに超解像処理を加えた30倍ズームならば、月の撮影もできる。
同じ場所で、0.5倍の超広角レンズによる撮影。肉眼での視野は、あらかた写真に収めることができる。

Pixel 9 Proと Pixel 9(無印)はまったく同じ形で、ケースも共用できる。ではなにが違うのか。

両者の最大の違いはカメラだ。Pixel 9が広角と標準の2カメラなのに対して、Pixel 9 Proは第3のカメラとして望遠カメラが装備されている。5倍の光学望遠に超解像技術を併用して、最大30倍のズームアップが可能だ。

望遠カメラが追加されることで得られた、大きなズーム幅は驚異的だ。30倍ズームともなれば。双眼鏡で除くように月面が撮影できる。手ブレ補正は秀逸で、夜景モードで4秒程度の長い露光時間をかけても、両手で保持するのは簡単だ。

動画においてもカメラ性能は最先端。4K映像を毎秒60コマで撮影できるうえに、静止画同様に超解像を効かせる『動画ブースト』で8Kの毎秒30コマまで対応する。

もっとも、4Kを安定的に撮影できるように手ブレ補正をかけ、映像をエモーショナルに撮る『シネマティック撮影』にするほうが楽しめる。わかりにくい場所だが、こういうところにも内蔵AIの威力が発揮されている。

画面は性能を落として出荷されている!?

出荷状態では『高解像度』だが、『最大解像度』にすることで表示画質を上げられる。

Pixel 9 Proの画面は2856×1280ドットだが、デフォルト設定は『高解像度』の960×2142ドットに絞られている。これは『設定』の『ディスプレイとタップ』から確認・変更できるので、『最大解像度』に変更すると、ハードウェア・スペック通りの表示に切り替えることができる。

『高解像度』でも充分に細密な表示なので、変更してもさほど変わった気はしないが、ゲームの画面がドットバイドットで表示されるのは気持ちがいいし、スペックをきちんと引き出すこと自体が快感だ。ただし、電力消費は大きくなる。

また、Pixel 9 Proには非接触型の温度計が搭載されているのが面白い。これはPixel 9(無印)には装備されていない。Googleのエンジニアは、体温の微妙な変化を計測することで、ヘルスケアに役立てるような使い方を考えているようだ。

気になる測定可能温度の範囲だが、Google純正温度計アプリには「-20℃~200℃」とある。実際の上限がどの程度か、火をつけたガスコンロを測定してみたところ、309.5℃と計測された。定格外の温度も測定できるようだ。

モータースポーツではタイヤの表面温度や路面温度は重要な情報なので、こうした非接触型温度計が手軽に使えるのはありがたい。

非接触型の温度計は『-20℃~200℃』が測定範囲とされているが、300℃のガスコンロの温度も測ることができた。

文・写真/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。

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