都心へのアクセスもよい高田馬場。山手線、東西線、西武新宿線の3駅にはさまれ、学生からサラリーマン、また近隣に住む人々でいつも駅前はごったがえしている。飲食店も充実しており、なかでも餃子荘ムロは60年以上も愛される町のレジ…
画像ギャラリー都心へのアクセスもよい高田馬場。山手線、東西線、西武新宿線の3駅にはさまれ、学生からサラリーマン、また近隣に住む人々でいつも駅前はごったがえしている。飲食店も充実しており、なかでも餃子荘ムロは60年以上も愛される町のレジェンド的なお店だ。
そんな高田馬場のあまたひしめく飲食店から、今回は町中華、晩酌もできるラーメン店で味わう絶品のラーメンを紹介する。(※内容はすべて取材当時のものです)
「麺友 一誠」
店を切り盛りするのが、奄美群島・徳之島出身の店主・松田秀康さんと姉のかつみさん。二人三脚で20年以上も看板を守ってきた。そんなこちらのラーメンは、豚骨に鶏ガラを合わせて炊いたライト系。博多風とは異なるやや太めの麺がいい塩梅に絡み合う。
さらにチャーシューだ。地元から取り寄せた皮付き肉で作るそれは、コラーゲンを含んだぷるんとした口当たり。夜には一品料理も加わって、それらをつまみに奄美の黒糖焼酎で晩酌するのも大いにあり。
らぁ麺 やまぐち
タレに使用する生揚げ醤油と再仕込み醤油は、店舗で独自に火入れしているので鮮烈な醤油の風味が生きている。比内地鶏と吉備黄金鶏でとった濃厚な鶏油が、ふくよかな味わいの鶏スープに力強いコクをプラスしている。
末廣ラーメン本舗 高田馬場分店
上に乗るのは、豚のウデ肉の薄切り。その脇を輪切りのネギが固め、熱々の漆黒スープのオアシス的な役割を果たしている。この一杯はとにかく大きな音を立てて勢いよくすすり、濃口醤油のまっすぐな味を胃袋全部でしっかりと受け止めるべし!
…つづく「東京、本当うまい「町中華のラーメン」ベスト6店…なんと一杯《600円》、スープ絶品《浅草・大森・人形町・大井町・千歳烏山・清澄白河》で覆面調査隊が発見」では、あまたひしめく町中華のなかから、おいしいラーメンの店を紹介します。