「焼き芋は“ホクホク”派? “ねっとり”派?」なんてやり取りをしたことはないだろうか。甘いねっとり系さつまいも「紅はるか」が誕生してからは “ねっとり”派が優勢のようだが、ここ最近では、どうやら“ひんやり”派も生まれているようだ。 スーパーやコンビニで見かけるようになった冷凍・冷蔵焼き芋。冷やすことで滑らかさや甘みが増してスイーツのようになったり、半解凍でアイスのようになったりと、さつまいもの新しい美味しさとして注目されている。 では実際のところ、冷凍・冷蔵焼き芋の認知度や、食べたことがある人はどのくらいいるのだろうか。日本を代表するスナック菓子メーカー、カルビー株式会社がSNS上で「さつまいもに関するアンケート調査(※)」を実施した。以下に結果を掲載する。
画像ギャラリー「焼き芋は“ホクホク”派? “ねっとり”派?」なんてやり取りをしたことはないだろうか。甘いねっとり系さつまいも「紅はるか」が誕生してからは “ねっとり”派が優勢のようだが、ここ最近では、どうやら“ひんやり”派も生まれているようだ。スーパーやコンビニで見かけるようになった冷凍・冷蔵焼き芋。冷やすことで滑らかさや甘みが増してスイーツのようになったり、半解凍でアイスのようになったりと、さつまいもの新しい美味しさとして注目されている。では実際のところ、冷凍・冷蔵焼き芋の認知度や、食べたことがある人はどのくらいいるのだろうか。日本を代表するスナック菓子メーカー、カルビー株式会社がSNS上で「さつまいもに関するアンケート調査(※)」を実施した。以下に結果を掲載する。
月に数回以上さつまいもを食べる人が6割以上も!
6割以上が「月に数回以上さつまいもを食べる」と回答。喫食理由は「好きだから、おいしいから」「腸活に良さそうだから」「旬を感じたいから」が上位にランクイン。食べ方としては「自分で調理する」が4割を占め、「調理済のもの購入する」を上回った。
「さつまいもをほとんど食べない」の回答は1割未満で、その理由としては「調理が面倒・できない」が半数以上を占めた。そのうち6割以上が冷凍・冷蔵焼き芋があれば「食べる機会が増える」と回答。
冷凍・冷蔵焼き芋の認知度は高い一方、食べたことがある人は少ない
約8割が「冷凍・冷蔵焼き芋を知っている」と回答したものの「すでに食べている」の回答は3割未満にとどまった。
カルビーの目指す「さつまいもの新しい価値創造」は、冷凍・冷蔵焼き芋がカギを握る!
なぜカルビーがこのようなアンケートを実施したのか。現在、カルビーグループは成長戦略のひとつに「アグリビジネス」を掲げている。「アグリビジネス」とは、文字通りアグリカルチャー(農業)とビジネス(事業)を組み合わせた造語で、農業に関連する経済活動を指す言葉。農作物の生産から加工、農薬や肥料の開発、品種改良、流通・販売など、その領域は多岐にわたる。
カルビーグループの「アグリビジネス」では、これまで培ってきた「ばれいしょ」の専門性を活かした、「自然素材プラットフォーム事業」の可能性を探っていて、そのひとつが、さつまいもを扱うビジネスを指す「甘しょ事業」だ。
1967年に茨城県かすみがうら市で創業した、さつまいも加工卸売事業を行う株式会社ポテトかいつかが、2020年にカルビーグループ入り。株式会社カルビーかいつかスイートポテトと社名を変え、「さつまいもの新しい価値を育む」ことをミッションとして掲げている。
運営する熟成焼き芋専門店『蔵出し焼き芋かいつか』やECサイトでは、人気のオリジナルさつまいもブランド「紅天使」などの冷凍・冷蔵焼き芋を販売している。カルビーグループは、今回の調査結果を踏まえ、冷凍・冷蔵焼き芋を含むさつまいもの新しい価値創造に注力したいとコメント。確かにアンケートで冷凍・冷蔵焼き芋を食べたことがあるのが3割、食べてみたいという回答が7割近いところを見ると、大きな市場が広がっているかもしれない。今後の動向に注視していきたい。
※アンケート調査(カルビー調べ)の概要
調査期間:2024年11月15日~11月19日
調査方法:インターネット調査
調査対象/エリア:カルビー公式LINE友だち、カルビーかいつかスイートポテト公式Xフォロワー、カルビー公式Xフォロワー/全国
有効回答数:2601人