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「極み」シリーズのいちばん人気を実食

あれもこれも食べたいという方にピッタリなのが「極み」シリーズ。「鶏そぼろ/牛焼肉&鶏照り」、「鶏そぼろ/生姜焼&鶏照り」、「鶏そぼろ/鮭西京焼き&鶏照り」の3種があり、それぞれ1500円だ。

「極み」シリーズのいちばん人気「鳥作の『極み』鶏そぼろ/牛焼肉&鶏照り」をいただいた。
高級感のある箱を開けると、みっちりとおかずが詰まっていて目からもう幸せがあふれる。

「鳥作の『極み』鶏そぼろ/牛焼肉&鶏照り」のおかずたちは以下の通り。
牛焼肉/鶏照り焼き/鶏そぼろ/特製ヤンニョムダレの唐揚げ/ちくわの磯部揚げ/こだわりの筍の甘煮/クミン香るキャロットラペ/緑豆の艶煮/ほうれん草とはちみつ梅和え/ふつうのかまぼこ/素パスタ/玉子焼き/がんもどき/白ご飯[約220g]/万能明太入りタルタルソース

「極み」鶏そぼろ/牛焼肉&照り焼き弁当1500円

まず目を引くのは、焼き色が美しい鶏照り焼き。香ばしく焼き上げられた鶏は柔らかで、仕上げに振りかけられた1902年創業の和風香辛料メーカー「やまつ辻田」(大阪市堺市)の柚子七味がふわりときいた風味の良さが魅力的。

牛焼肉はコチュジャンとごま油などを加えたタレを使ったご飯が進む味付け。食べ応えもしっかりある。

ご飯の上に載っている鶏そぼろは生姜がきいているのも上記2つの味と異なっていていいし、隠し味に使われているオイスターソースにより、強い旨みで箸がぐいぐいと進む。ご飯はたっぷり約220g入っていて満足度も高い。

「極み」シリーズのみに共通して入っているのが「玉子焼き」だ。しっかりとした甘みがありつつも味付けはあくまで上品。この玉子焼きは今回特に気に入ったおかずの一つだった。

「極み」シリーズに共通して入る「玉子焼き」。

「明太タルタルソース」がポイント

「極み」だけでなく、すべてのお弁当に添えられているのは「明太タルタルソース」。大きめにカットされたゆで卵の白身が存在感を発揮する具沢山のタルタルソースに明太子の味わいとプチプチとした食感が魅力のソース。何にかけてもおすすめとのことだが、まろみとやさしい酸味のバランスが良く、何よりも具材感がしっかりとあって美味しい。このタルタルソースがたっぷりと入っているのもうれしかったなぁ。

「明太タルタルソース」のアップ。明太子のプチプチ感、わかるかな?

やさしい味わいのお出汁がじゅわりとあふれるようで美味しかったのが「がんもどき」。箸休めにもなるほうれん草は、梅の酸味とハチミツの組み合わせにより、味の奥行きがあって好き。これは自宅でも真似してみたいと思った味付けだ。
これら和のおかずだけでなく、「ヤンニョムの鶏唐揚げ」とクミンシードがさわやかな「キャロットラペ」がお弁当としての振り幅の広さを演出している。

さらに素パスタにも塩胡椒とオリーブオイルで味付けしてあり、抜かりのなさを感じた。

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実食して分かった!「鳥作」のここが“究極”だ...
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市村 幸妙
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