東京駅の魅力のひとつでもあるお弁当。東海道新幹線の車内販売がなくなってしまった今だからこそ、駅弁だけでなく呑めるお弁当、おつまみにも焦点を当てて集めてみました。乗り換えで、改札外に出られない...そんな時は改札内「グランスタ東京」にお任せあれ!1階は『駅弁屋 祭』を中心に、地下1階からはスクエアゼロエリアを紹介!
画像ギャラリー東京駅の魅力のひとつでもあるお弁当。東海道新幹線の車内販売がなくなってしまった今だからこそ、駅弁だけでなく呑めるお弁当、おつまみにも焦点を当てて集めてみました。乗り換えで、改札外に出られない…そんな時は改札内「グランスタ東京」にお任せあれ!1階は『駅弁屋 祭』を中心に、地下1階からはスクエアゼロエリアを紹介!
【駅弁屋 祭】甘酢に漬けた甘エビがたっぷりその潔さに拍手!『旭川駅立売商会株式会社』たっぷり甘えび弁当(1380円)
エビ好きには堪らない、甘酢に漬けた甘エビがこれでもかと並べられた「たっぷり甘えび弁当」。時間を置くほどに身がとろりと甘くなる甘エビは、驚くほどお弁当との相性が抜群だ。付け合わせの菜の花、ご飯の上に敷き詰められた錦糸卵など細かい仕事も抜かりない。※醤油は同封されています。
『旭川駅立売商会株式会社』たっぷり甘えび弁当(1380円)
【駅弁屋 祭】【駅弁屋 踊】江戸の料亭の味をギュッと詰め込んだ特製幕之内『日本ばし大増』銀だら幕之内(1450円)
フタを開けると、幕の内らしく色鮮やかな惣菜たちがずらり。メインの銀だらは柚子味噌でしっとりはらりと仕上げられ、お米もお酒も進む味だ。手前に詰められた野菜の江戸うま煮は名脇役。煮崩れのない美しい見た目と甘辛く満足感のある味付けで弁当に華を添える。
『日本ばし大増』銀だら幕之内(1450円)
【駅弁屋 祭】三島ブランド「箱根山麗豚」を部位ごとに楽しめる『東華軒』箱根山麓豚弁当カルビ&ロース(1250円)
国産素材にこだわったお弁当。箱根山西麓で育った繊維が柔らかく甘みのある豚を大ぶりに切って使用。甘だれでご飯の進む味付けをされたロースとカルビの違いを楽しみつつ、しぐれ煮まで味わえるのだから子供も大人も大喜び。2種の漬物も同じく箱根産だ。
『東華軒』箱根山麓豚弁当カルビ&ロース(1250円)
【駅弁屋 祭】【駅弁屋 踊】SNSでも話題沸騰!脂のおいしさにきっと驚く『神尾弁当部』えんがわ押し寿司(1480円)
たっぷりと乗せられたカラスガレイのえんがわ!まずは見た目のインパクトに驚かされ、ひとくち頬張れば厚めに切られた身の味わいと、脂の甘みに驚かされるはず。人気のお弁当なので売り切れにはご注意を。※わさび、醤油は同封されています。
『神尾弁当部』えんがわ押し寿司(1480円)
【駅弁屋 祭】【駅弁屋 踊】国技館名物の焼鳥を旅情とともに楽しむ『国技館』国技館き鳥(750円)
大相撲の聖地・国技館の地下で作られているももむね串とつくね串の焼鳥セット。「冷めていてもおいしい」をコンセプトに秘伝のたれと独自の製法で焼き上げられており、食べやすいサイズ感でお酒のお供にもぴったり。江戸らしい粋なデザインの紙箱にも愛らしい。
『国技館』国技館き鳥(750円)
【駅弁屋 祭】おと週編集部にもファン多数!旨みを受け止めた米が旨いんです『淡路屋』ひっぱりだこ飯(1380円)
陶器でできた蛸壺風の容器に可愛らしいタコが描かれた明石の名物弁当。大ぶりなタコにアナゴ、錦糸卵や季節の野菜達が壺のふちいっぱいまで詰められている。甘辛く炊かれた柔らかいタコやアナゴ煮はもちろん、その旨みを吸ったご飯のおいしさといったら!
『淡路屋』ひっぱりだこ飯(1380円)
【グランスタ東京】『駅弁屋 祭』『駅弁屋 踊』
在来線の改札内中央に構えるこの2店。『祭』では日本各地から様々なお弁当が。『踊』では『祭』での人気が高い商品に加え、オリジナルのキャラ弁も販売。
『駅弁屋 祭 グランスタ東京』
[住所]グランスタ東京改札内一階 中央通路エリア
[電話]03-3213-4353
[営業時間]5時30分~22時
[休日]無休
[交通]八重洲中央口から徒歩3分
『駅弁屋 踊 グランスタ東京』
[住所]グランスタ東京改札内一階 中央通路エリア
[電話]03-3213-4353
[営業時間]6時~21時
[休日]無休
[交通]八重洲中央口から徒歩2分
【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア】
有名店や専門店が立ち並ぶ『グランスタ東京』地下1階に広がるエリア。調理スぺースが併設されている店舗もあり、タイミングがよければ温かい“でき立て”を頂けることも。
【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア】すき焼の名店の味を気軽に弁当で楽しめる『浅草今半』黒毛和牛 牛玉弁当(1242円)
謹製の割り下で味付けしたやわらかな黒毛和牛と、肉の旨みを凝縮したタレで煮たふわふわの卵と玉ねぎがたっぷりのったお弁当。卵本来の優しい甘さの効いた味わいに思わず笑みがこぼれる。旨みの濃い牛肉をそのままつまみにちびちびと呑むのもまた一興です。
『浅草今半』黒毛和牛 牛玉弁当(1242円)
[電話]03-3211-2629
[営業時間]8時~22時(日、祝のみ8時~21時)
[休日]無休
【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア】惣菜だけでなく、「海苔」と「ご飯」にもこだわる『刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り』海苔弁 山登り 海(1296円)
箱から飛び出るほどのサケに、海苔弁と言えばのちくわの磯辺揚げ。無論その惣菜も旨いのだが、なにより驚かされるのがササニシキを使用したご飯と、有明産一番摘みにこだわった海苔のおいしさだ。特に海苔は二重に忍ばせているにも関わらず、箸でスッと切れる柔らかさ。
『刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り』海苔弁 山登り 海(1296円)
[電話]03-3211-8211
[営業時間]8時~22時(日、祝のみ8時~21時)
[休日]無休
【グランスタ東京 ストリートエリア】
東京駅構内八重洲南口に広がるエリア。道幅が広く、比較的じっくりと商品を見て回れるのが嬉しい。イートイン可能なスペースがあるのも魅力の一つ。
【グランスタ東京 ストリートエリア】思わず心が躍る、まるで魚介の宝石箱『サカナバッカ』東京ちらし(1680円)
酢〆のコハダや煮アサリなど東京のネタに、マダイのべっこう漬けや生の本マグロ、石臼仕込みでしっとりと仕上げた玉子焼きなどを詰め込んだグランスタ東京・丸の内店限定の寿司弁当。まずはあん肝で日本酒と、残りは酢飯と共にお寿司スタイルでなど楽しみ方はあなた次第!
『サカナバッカ』東京ちらし(1680円)
[電話]03- 6268-0211
[営業時間]8時~22時(日、祝のみ8時~21時)
[休日]無休
※季節によりネタが変わります
【グランスタ東京 ストリートエリア】有名店が手がける工夫が詰まった天丼弁当『日本橋 天丼 天むす 金子半之助』金子半之助 江戸前天丼(1620円)
天ぷらはごま油の豊かな香りをまとい、ネタの味を引き立てるタレが絡められ、お弁当用に、「冷めてもおいしく」仕上げられる。江戸前のアナゴは丸々一本を使用しボリュームも満点。付属している特製黒七味「醍醐味」でピリッと香りよく味変をさせても楽しい!
『日本橋 天丼 天むす 金子半之助』金子半之助 江戸前天丼(1620円)
[電話]03-6810-0404
[営業時間]8時~22時(日、祝のみ8時~21時)
[休日]無休
お弁当との一期一会の出会いを楽しむ
東京駅構内に位置するグランスタ東京『駅弁屋 祭』。常時200種類以上の駅弁を販売する同店は、決して弁当に明るいとは言えない新米編集・荒川にとって、この特集を作る際のまさに闇夜の灯火であった。少しでも多くの駅弁を知ろうと、毎日のように足を運ぶ日々。その中で見えてきたのは、訪れる時間によって陳列されるラインナップが変わる“時間割り”だ。
実は『駅弁屋 祭』、お弁当の入荷時間が10時30分、13時30分、17時30分と3回もあるのだとか。時間ごとに新幹線で届けられる全国津々浦々の様々なお弁当。日によって売り切れる時間が変わったり、季節限定の商品が出ている期間だってある。そう、ここでのお弁当との出会いは一期一会なのだ。
いつものお弁当も素敵だが、訪れた季節、訪れた時間にしか出会えないお弁当を楽しむ。これも東京駅ならではのお弁当の楽しみ方のひとつである。
撮影/鵜澤昭彦、取材/荒川友吾
※2025年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『東京駅の構内「2000円以下」で買える、駅弁特集…あなご弁当、北海道直送、あの名物ロケ弁も《覆面調査隊》が実食』では、覆面調査隊が東京駅構内で買える駅弁を実食調査します。