日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★☆☆☆
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正解: よもぎもち
よもぎもちとは、ゆでたヨモギの若葉を練り込んで作った鮮やかな草色をした餅で、切り餅や和菓子の生地として使われます。和菓子の場合は小豆あんを包むのが一般的です。
よもぎもちと同じくヨモギを使った餅には草餅があります。
じつは、歴史は草餅のほうが古く、平安時代には3月3日の上巳(じょうし、じょうみ)の節句にゴギョウ(母子草)の汁を練り込んだ草餅を食べてケガレをはらうという風習があったといわれています。
現在では草餅はヨモギが使われているので、よもぎもちの一種とされていますが、もともとは草餅はヨモギ以外の草も使って作られていた餅だったのです。
いっぽうのよもぎもちは名前のとおりヨモギのみを使った餅です。
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