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サウナで汗かきデトックス整い、潤すラウンジでまったりと

まずは地下にある「サウナプラトー」へ。ここはカードキーをかざすと、宿泊者は何度でも行き来できる温浴施設。本格的なフィンランドサウナとミストサウナがあり、「かけながしの水風呂」がある。この水風呂がかなりしゃきっとして、心地よいのだ。

なぜかプールのようにぬるめの広々とした浴槽があり、アクアウォーキングができる。翌日には男女入れ替えとなって、違うタイプのサウナが楽しめるのもいい。

併設されたサウナプラトーで整ってみた。旭山動物園にちなみ入り口にはこんな撮影スポットも

前回、利用したときにはまだ改装前で、普通の温浴施設だったが、今は旭山動物園をイメージした動物たちのアートや、白クマやカバたちがサウナに入っているフォトスポットもある家族で楽しめそうなデザインに。ぬるめのお湯だから小さなお子さん安心して入れ、なかなかキッズたちも生き生きとしていた。

ラウンジには星野リゾートの温浴施設ではおなじみな無料のアイスキャンディーが。カラフルなデトックスウォーターも2種類あり、サウナで整った後の身体を潤してくれた。

ここに文庫本を持ってきて、ごろごろしながら読んだりして、出張の合間のフリータイムを満喫した。

夜も一歩も外に出ず館内でアクティビティを満喫

フロント前のラウンジ、OMOベースにはウェルカムドリンクのラウンジがあり、その日はもろこし茶がふるまわれていた。これがまた疲れた体と心に染み入る優しい味。19時から22時にはスパークリングワインを自由に注げるカウンターがオープンし、ゲレンデ帰り、ディナー帰りのゲストたちで賑わった。

私は昼のラーメンがまだ残り、そんなにお腹が空かなかったので、ブックトンネルと呼ばれるライブラリーカフェで本を読みながら、ゆるゆるとワインを飲んでいると、旭山動物園に関する講座が始まった。毎回、テーマを絞っている冬のテーマは「白い動物の話しかしない、旭山動物園講座」。

冬仕様でこたつになった大テーブルで、大人も子供も好きな飲み物を持ち寄りながら、クイズあり、ゲームありの講座に参加して、盛り上がる。「俺、絶対2番だと思う!」なんて向かいに座ったキッズの姿に頬が緩み、大こたつを囲んで、参加者に一体感が生まれたりして、和やかだ。最後は参加者全員にお菓子が配られ、30分の講座は終了。

旭山動物園に関する講義も毎シーズン内容を変えて開催。冬は白い動物がテーマ
冬のOMOベースにはこたつもあり、ぬくもりながらクイズに参加。絶妙なトークに盛り上がる

またもやサウナに入り、21時を過ぎるとさすがに小腹が空いてきた。チェックインしてから一歩も外に出ていない。旭川には大好きな居酒屋も、焼き肉屋もあるのだが、なんとなく外に出る気になれない。

施設内のOMOカフェで白ワインとつまみを注文することにした。頼んだのはカナダのソウルフードという「プーティン」。ポテトフライにグレイビーソースをかけてとろけるチーズと一緒に食べるというメニュー。

シンプルだけれど、なんか懐かしい感じもするけれど、出会いそうで出会えなかった初めての味。しんしん降り積もる粉雪をゆったりとした気持ちで眺めて、なかなかいいときを過ごせた。うん、寝る前にまたサウナに行っちゃおう。

OMOベースのラウンジでは夕方になるとスパークリングワインなどがふるまわれ、自由に飲める
夜はバルになるカフェでは、スキーの本場、カナダのスナック「プーティン」なども味わえる
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冬ならではの「衣替え」も季節を楽しみたくなる要素...
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おとなの週末Web編集部
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