日中の気温が上がり、ようやく春の訪れを感じてきました。となると、待ち遠しいのが桜の開花。都内に数ある名所がある中で、『おとなの週末Web』オススメのエリアが紀尾井町。江戸情緒あふれるスポットと共に桜や春の花を眺めることができるのです。しかも、「東京ガーデンテラス紀尾井町」では3月17日〜4月15日に「KIOI SPRING 2025」を開催。施設内には一緒に連れていきたくなる弁当や、散歩の休憩やラストに食べたい春メニューが勢揃いしています。そこで、編集部のイチオシをセレクトしました。
画像ギャラリー日中の気温が上がり、ようやく春の訪れを感じてきました。となると、待ち遠しいのが桜の開花。都内に数ある名所がある中で、『おとなの週末Web』オススメのエリアが紀尾井町。江戸情緒あふれるスポットと共に桜や春の花を眺めることができるのです。しかも、「東京ガーデンテラス紀尾井町」では3月17日〜4月15日に「KIOI SPRING 2025」を開催。施設内には一緒に連れていきたくなる弁当や、散歩の休憩やラストに食べたい春メニューが勢揃いしています。そこで、編集部のイチオシをセレクトしました。
散歩に最適!東京ガーデンテラス紀尾井町オリジナルの春弁当
江戸時代の東京を舞台にした大河ドラマが放送されているとあって、いつも以上に江戸文化を意識する2025年の春。東京の数ある街の中で江戸を感じられるエリアのひとつが「紀尾井町」。
大名御三家の紀州徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家の3つの屋敷があったことが地名の由来になるほど、江戸時代との関わりが深い由緒ある街なのだ。
また、四ツ谷駅周辺に広がる桜並木をはじめ、弁慶濠を彩る桜の景色など、多彩で豊かな表情を見せる春の紀尾井町は、歩くだけでも胸が躍る。そんな花見さんぽのときに立ち寄りたいのが「東京ガーデンテラス紀尾井町」。
紀尾井町のもつ歴史的環境や自然環境と調和した国際色豊かな複合市街地を目指して2016年にグランドオープン。敷地内に多種多様な植物に出合える中で、春は桜が花を添える。それだけに施設内にある多数のショップでは、この時期だけのオリジナル弁当や店内でいただける限定メニューを用意している。
その中で、『おとなの週末Web』がオススメするメニューを紹介しよう。
■『銀座 㐂いち』(紀尾井テラス3階)「花見御膳」3500円
手間ひまかけた繊細な料理がいただける割烹小料理店による、東京ガーデンテラス紀尾井町オリジナル弁当はまさに春爛漫の装い。
菜の花昆布〆、キスの天ぷら、大根の桜漬けを具材にした太巻きに、牛タンのふき味噌がけ、若布としらすの玉子焼きといった春の食材をふんだんに使った一品が添えられ、季節感にあふれている。
花見に負けず劣らず艶やかな折詰の中身を見れば、歓喜の声が上がるだろう(1日限定5食/要予約)。
■『野田焼売店』(紀尾井テラス2階)「お花見欲張り弁当」1000円
国産豚肉を使用した食べ応えたっぷりの手作り焼売と本格中華料理をリーズナブルにいただける『野田焼売店』。6種類の焼売を、9種類あるタレで食べられるとあって人気を集めている。
その焼売と麻婆豆腐またはネギ玉がセットになった東京ガーデンテラス紀尾井町オリジナルのお弁当が平日ランチタイム限定で登場。
また、夜のイートインのみだが、大島桜を使用したサクラリキュールをソーダで割った「サクラサワー」(500円)を販売する。香りよく甘めのお酒は、ほろりと酔える春らしい味わいだ。
■『米幸』(紀尾井テラス2階)「鰆の西京焼きと春野菜のちらし寿司弁当」1200円
昼は定食、夜は居酒屋のスタイルで、新鮮な魚介を焼きや刺身で楽しめる『米幸』。今回提供するお弁当はオリジナル。香ばしく焼き上げたサワラの西京焼きと、彩り豊かな春野菜のちらし寿司だ。
旬がギュッと詰まった春の味をご堪能あれ。限定15食。
■『ラ・プレシューズ』(紀尾井テラス4階)「桜と苺のエクレア」648円
弁当だけではない。スイーツの持ち帰りもある。季節感を大切にし、旬素材の風味を活かしたスイーツを提供するフランス菓子店から春限定メニューを用意。
桜あんとイチゴのチョコレートを使用したエクレアである。お花見やピクニックのお供に連れていけば、散歩に鮮やかな彩りを与えてくれるはず。
今しか食べられない限定メニューにも注目!
弁当の他にも、東京ガーデンテラス紀尾井町のショップでは、春のイートインメニューも提供される。
■『紀尾井町とんかつ・洋食ひとみ』(紀尾井テラス3階)「カジュアルプラン」5500円
とんかつ界のレジェンド・日向准一さんが手掛けるとんかつ&洋食店では、全8品のお得なコース「カジュアルプラン」がこの春のオススメ。
メインの「希少部位とんかつ」(ミニハヤシライス付き)または「特製ハヤシライス」(特選ヒレカツ)に、「前菜2種&ひとくちポタージュ」、「たらば蟹のクリームコロッケ&エビフライ〜特製タルタル添え〜」といった洋食メニューもあり、さまざまな料理を少しずつ味わえるなんともお得なプランだ。1日限定10食なのでお早めに。
■『手打ちそば そばしき』(紀尾井テラス2階)「海老と春野菜の天せいろ」1980円
熟練の職人が、毎朝じっくり挽いたそば粉で丹念に店内の石臼で打つ二八蕎麦が自慢。それに付くのが天ぷら。
エビと春野菜、たけのこ、うど、アスパラ。春の味をカラっと揚げている。思わず一献傾けたくなるような天せいろだ。
■『ガーブ セントラル』(紀尾井テラス1階)「ビアガーデンプラン」2500~5500円
シンプルモダンのくつろぎ感あふれる空間に全116席を有するイタリアンレストラン。季節素材を活かした料理をワインと共に楽しめる。
この時期にピッタリなのが開放感あふれるテラス席。この席に座ったならば、「ビアガーデンプラン」をぜひ。サーバーから自分で注げる「ハートランド」はじめ生ビール3種と樽生ワイン6種のほか、カウンターで注文できるカクテル17種類が120分飲み放題!
料理をアラカルトで注文できる飲み放題だけのプランが2500円(2名〜)、5品の料理に追加オーダーも可能な「お手軽プラン」(4000円/2名〜)、予約限定でガッツリ料理が楽しめる「ビアガーデンプラン」(5500円・3名〜)から好みを選んで。
そして、お弁当も注目。ガーブ自慢の料理を詰めたテイクアウトボックス「SOUZAI BOX」(980円)だ。メインは日替わり、季節の野菜をふんだんに使用した惣菜が週替わりで3種類入っている。
散歩の休憩でも、お供でも。『ガーブセントラル』は紀尾井町での花さんぽにおいて覚えておいては損はないだろう。
まだまだある!春満喫メニュー
「東京ガーデンテラス紀尾井町」の敷地内には、ここまで紹介した飲食店などのショップが営業している「紀尾井テラス」のほか、ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」や「赤坂プリンス クラシックハウス」といった施設も立ち並ぶ。ここでも春を満喫できるメニューが用意されているので、こちらもチェックしたい。
■ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町内『All-Day Dining OASIS GARDEN』の「SAKURA SWEETS」
ホテルの最上階にあり、「空中庭園」をコンセプトとしたオールデイダイニング。
ここでは、マリオットインターナショナル ラグジュアリーコレクションのグローバル・エクスプローラー、ライラ・ゴハール氏による世界6都市のホテルとのコラボレーションメニューが4月25日からスタート。
『ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町』では、東京の美しい春の風景と桜をイメージして考案された日本の伝統的な” 団子”のようにデザインしたケーキ「SAKURA SWEETS」(3800円/サ別)を提供。
抹茶ラテと共に、地上約180mの景色を望む優雅な時間が楽しめる。
■『赤坂プリンスクラシックハウス』の「クラシック・アフタヌーンティー “ストロベリー”」
長く街のシンボルとして愛され続けた“グランドプリンスホテル赤坂旧館”が、「赤坂プリンス クラシックハウス」として生まれ変わったのが2016年。昭和初期に、チューダー様式と呼ばれるスタイルで建てられた洋館はそのままに、レストランやバーを展開している。
当時邸宅の貴賓室として使用されていた空間でいただける「クラシック・アフタヌーンティー」は、シェフこだわりのセイボリーとともに、季節感溢れる素材をたっぷり使用したパティシエ渾身のオリジナルスイーツ、オープン当初から好評の自家製アップルパイをラインナップ。この時期は、イチゴをメインに構成された見目麗しい「“ストロベリー”」がお目見えする(6000円、土・日・祝7000円)。
スイーツに合わせて国内外の各地からセレクトした季節の紅茶やハーブティー、エチオピア産コーヒー豆だけを贅沢に使用したシングルオリジンコーヒーなどドリンクも充実。落ち着いた空間とゆるやかに流れる時間を感じながら堪能してほしい。
散歩がてら体験したいイベントも多数開催
東京ガーデンテラス紀尾井町では、3月17日〜4月15日に「KIOI SPRING2025」を実施。イベントも多数行われる。
3月28日〜30日に「KIOI 伝統 KOUGEI体験」を開催。組紐、つまみ細工、蒔絵、紋切りなど、江戸を感じる和小物作りの体験ができるワークショップを紀尾井テラス2階、『成城石井』前の紀尾井プラザで行う。
時間は11時〜16時、事前予約制の有料イベント。詳細は「KIOI SPRING 2025」の特設サイトで確認を。
昼はお花を愛でつつ弁当を楽しみ、夜はイートインでのんびり歩いた疲れを癒やしてライトアップされた夜桜を見る。そんな心弾む大人のお花見を楽しんでみてはいかがだろうか。
■『東京ガーデンテラス紀尾井町』
[住所]東京都千代田区紀尾井町1−2 他
[電話番号]03-3288-5500
[交通]地下鉄有楽町線ほか永田町駅9a出口から直結
文/編集部
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