「3月17日」。今日は何の日でしょう?答えは「東京ドームが開場した日」!
日本初の全天候型多目的スタジアム
プロ野球の試合をはじめ、ビッグイベント開催やコンサート会場として多目的に使われている東京ドーム(東京都文京区)。前年の1987年、それまでプロ野球の世界で数々のドラマを生み出してきた後楽園球場が、老朽化を理由に閉鎖され、隣接する後楽園競輪場の跡地に現在の東京ドームが建設されました。そんな東京ドームが日本初の全天候型多目的スタジアムとして開場したのが1988年3月17日です(東京ドームHPより)。翌3月18日には、初試合として巨人対阪神戦が行われ、新しい歴史がスタートしました。
天候に左右されないドームの魅力
今でこそドーム球場は当たり前の存在ですが、当時は「こんな大きなスタジアムに屋根がつくなんて!」と、東京ドームの白いムクムクっとした屋根を見て「どうなっているんだろう?」と思ったものです。その後日本各地にいくつものドーム球場が造られましたが、ドーム球場の魅力はなんといっても、試合やイベント開催が天候に左右されずに済むということ。ちなみに、1987年に、アメリカの歌手・マドンナが初めて日本でコンサート(大阪・東京)を行いました。しかし、後楽園球場での東京公演(3日間)の初日が雨と強風でライブ中止となり、チケットを持っていた筆者もモーレツにガッカリしたことを覚えています。でもドームであればそんな心配もありません。