【難読漢字】地名当て　ダムカレーが人気です

2025年6月13日 / クイズ

全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像／おと週Web編集部

難易度：★★☆☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解：きなさ

鬼無里は、長野県長野市の北西部に位置する山あいの集落で、かつては「鬼無里村」として独立した自治体でした。

地名の由来にはさまざまな説があり、もっとも有名なのは「鬼がいない里」という意味からきているというものです。昔、ここには鬼が住んでいましたが、修験者や住民の信仰や努力によって追い払われ、平和が訪れたため「鬼無里」と呼ばれるようになったと伝えられています。

漢字の「鬼」は異形、「無」は否定、「里」は人の暮らす場所を意味し、文字通り「鬼のいない人里」となります。

鬼無里は、自然豊かな観光地としても知られています。春には奥裾花自然園のカタクリが一面に咲き誇り、秋には山々が美しい紅葉に彩られます。

さらに、地元の食文化も魅力的です。とくに「そば処鬼無里」では、地元のお母さんたちが心を込めて作る十割そばが人気で、奥裾花ダムにちなんだ「ダムカレー」も提供されています。

また、鬼無里の特産品としては「えごま」があげられます。えごま油やえごまクッキー、えごま饅頭など、えごまを使った商品が多数販売されており、健康志向の人にもおすすめです。

地元の農産物直売所「ちょっくら」では、上記のえごま製品のほか、コリンキー（かぼちゃの一種）や夕顔、高原豆など、ほかではなかなか見られない農産物も取り扱っています。

この記事のライター