日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★☆☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解: プーアルチャ
プーアル茶は、中国雲南省を代表する伝統的な後発酵茶で、その独特な風味と健康効果で世界中にファンを持っています。
名前の由来は、産地である「普洱(プーアル)」という地名に由来します。普洱はかつての雲南省南部に位置する古い商業都市で、歴史的に茶葉の集散地として栄えました。
プーアル茶は、茶葉を揉んだ後に微生物の働きによって発酵・熟成させる「後発酵」という特殊な製法で作られます。
この発酵プロセスが、ほかお茶にはない、独特の熟成香と、まろやかで奥深い風味を生み出します。
雲南省内でも地域ごとに風味や茶葉の形状が異なり、それぞれに独自の特徴があります。
茶葉は「餅茶(びんちゃ)」や「磚茶(せんちゃ)」といった圧縮された形で販売されるのが一般的で、そのサイズや形状、重さ、さらには製造された年や保存状態によって価格が大きく変わります。
とくに、年代ものや名産地で作られたものは高値で取引されることもあり、市場価値がヴィンテージもののワインに匹敵することもあります。
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