全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、1934(昭和9)年創建で現存する日本最古のビヤホール『ビヤホールライオン銀座七丁目店』(東京・銀座)です。
生きたビールを操る瞬間技が光る
連日、超満員の店内。目を見張る早さで次々とビールが注がれていく。この素早い勢いでグラスの中のビールを回転させ、自然にできる泡に余分な炭酸や苦みといった雑味を閉じ込めるという。
この伝統の一度注ぎができるのは昭和初期のスイングカランはもちろん、地下にある1000Lのタンクから強い圧をかけて引き上げているから。飲めば、苦みがおだやかで、ふわふわの泡に続いて甘みや旨みが広がっていく。やわらかい口当たりだけどキレがよく、クイクイ飲めてしまう。
炒めスパゲティ「ナポリタン」1650円、ビヤホールの煮込み 1280円、石焼きジャーマンポテト 1050円、サッポロ生ビール黒ラベル中ジョッキ 930円

また、ただ注いでいるのではなく、テーブル番号を確認し、運ばれたときに一番おいしい状態で飲めるように泡を調節しているそう。提供される瞬間まで気を抜かないという徹底ぶりに感動した。
注ぎ手・佐々木有さん「受け継がれてきた一度注ぎをぜひ味わってください」
銀座『ビヤホールライオン銀座七丁目店』
[店名]『ビヤホールライオン銀座七丁目店』
[住所]東京都中央区銀座7-9-20銀座ライオンビル1階
[電話]03-3571-2590
[営業時間]11時半~22時、金・土・祝前日は~22時半
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか銀座駅A3出口から徒歩3分
※画像ギャラリーでは、色も泡も個性豊かなビールの画像がご覧いただけます。
撮影/小島昇、取材/井島加恵
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「東京で“できたて”の生ビールが飲める店6選! ビール好き必見」では、 都内でも続々と増えているブルワリーで、タップルームを併設しているところを調査しました!
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