美味しいカタクリの見分け方
まず葉の開き具合に注目してください。もっとも美味しいのは、葉が完全に開ききる前の、まだ丸みを帯びて瑞々しさが凝縮されている状態のものです。葉が大きく広がり、表面の鹿の子模様が鮮明になりすぎたものは、成長が進んで繊維が硬くなっていることが多いため、避けたほうが無難です。
色味については、葉の緑色が濃く、茎の部分に赤紫色の力強い色ツヤがあるものが良質です。全体にハリがあり、手に取ったときにしなやかな弾力を感じるものを選びましょう。
切り口が茶色く変色していたり、葉の先が茶色く枯れ始めているものは、鮮度が落ちて独特のぬめりや甘みが損なわれている可能性があります。
また、花を食用にする場合は、蕾の状態か、開き始めたばかりのものを選んでください。満開を過ぎて花びらの先が萎れかけているものは、苦味が出て食感も悪くなってしまいます。
カタクリの注目栄養素
注目すべきは、良質なデンプンです。このデンプンは非常に粒子が細かく、胃腸に負担をかけにくいエネルギー源として、古くから病中病後の滋養強壮に役立てられてきました。
また、春の野草特有のポリフェノールが含まれており、冬の間に溜まった酸化ストレスを和らげる抗酸化作用が期待できます。
さらに、独特のぬめり成分には、胃の粘膜を保護し、整腸を助ける働きがあります。生薬として胃腸薬の代わりとして重宝されたのも、この優れた特性によるものです。
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