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正解:サンマーメン
「サンマーメン」という名前を耳にしたとき、「サンマが乗った麺料理だろうか」と、思ってしまうかもしれません。しかし、その正体は神奈川県横浜市の中華街から広まった、熱々のあんかけが特徴的なご当地ラーメンです。
しょう油ベースのスープに、シャキシャキとした食感を残したモヤシや豚肉、ニラ、キクラゲなどを炒めてとろみをつけた餡がたっぷりと注がれた一杯は、横浜の港町で働く人々や、戦後の厳しい時代を生き抜いた市民の胃袋を支え続けてきた、ソウルフードと呼ぶにふさわしい存在です。
とろみをつけることでスープが冷めにくくなる工夫が施されたサンマーメンは、冬の海風が吹き抜ける港で働く労働者たちにとって、体の芯から温まることのできるご馳走だったに違いありません。
中国語で「生(サン)」は「新鮮な、生の」という意味を持ち、「碼(マー)」は「具材、上に乗せるもの」を指します。つまり、新鮮な野菜をさっと炒めて麺の上に乗せる、というのが名前の由来といわれています。
ほかに、船から荷物を降ろす「棧橋(さんばし)」の「碼頭(まとう)=波止場・船着き場」で働く人たちが、手早くエネルギーを補給するために好んで食べたことから、この字が当てられたという港町・横浜ならでは説もあります。
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