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旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

■ボコボコです

正解:釈迦頭

難易度:★★★★★

完熟ものに出会えるのは稀

釈迦頭(しゃかとう)は、バンレイシ科に属する熱帯原産の果物です。

見た目のインパクトから一度覚えると忘れられない果物です。表面がゴツゴツと盛り上がり、まるで仏像の頭の螺髪(らほつ)のように見えることからこの名がついたといわれています。

英語ではシュガーアップル、あるいはカスタードアップルと呼ばれ、その名のとおり、熟した果肉はカスタードクリームのようにとろりと甘く、南国らしい香りが広がります。

原産地は中南米の熱帯低地で、現在では台湾や東南アジア、国内では沖縄といった年間を通して暑い熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。

とくに台湾産のものは日本でも馴染みが深く、冬には希少な高級贈答品としても重宝されています。

旬は産地によって異なりますが、最大の産地である台湾では11月から2月頃にかけて最も甘みが強くなります。夏の強烈な太陽を浴びて蓄えられた栄養が、この時期に濃厚な果肉へと結実するからです。

釈迦頭は収穫後に追熟させることで真価を発揮する果物です。常温で置いておき、手に取ったときに耳たぶのような柔らかさを感じる頃が食べ頃です。

まずはそのまま味わうのが一番です。半分に割ると白くてクリーミーな果肉が現れ、スプーンですくって食べると、濃厚な甘さと香りが口いっぱいに広がります。

冷蔵庫で軽く冷やしてから食べると甘さが引き締まります。凍らせてシャーベットのようにして食べても美味です。

台湾では釈迦頭を使ったスイーツも多く、ケーキやプリンに混ぜ込んだり、果肉をそのままトッピングに使ったりと、幅広く料理やデザートに取り入れられています。

釈迦頭は見た目のゴツゴツした印象とは裏腹に、とてもデリケートな果物です。完熟すると指で触れただけで崩れてしまうほど柔らかく、輸送にも気を遣う必要があります。完熟してから収穫されたものの美味しさは格別ですが、その繊細さゆえ産地以外ではなかなか完熟の状態で食べることはできません。

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美味しい釈迦頭の見分け方
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『おとなの週末』Web編集部
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