■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:へぐりえき
平群駅は、奈良県生駒郡平群町吉新にある近畿日本鉄道(近鉄)生駒線の駅です。大阪や奈良市街地へのアクセスが良好でありながら、周囲には青々とした田畑と古き良き住宅街が広がり、どこか懐かしい「大和の原風景」をいまに残しています。
「平群」という地名は、古代からこの地を本拠地としていた豪族「平群氏(へぐりうじ)」に由来しています。平群氏は、伝説的な武人である武内宿禰(たけのうちのすくね)の子孫とされ、大和朝廷において非常に強力な勢力を誇った一族でした。
また、四方を山に囲まれた「平らな群れ(集落)」という意味から名付けられたという説もあります。
平群駅から少し足を延ばすと、信貴山にある朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)を訪れることができます。ここは、聖徳太子が「寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻」に毘沙門天から必勝の秘策を授かったという伝説に由来し、「寅の寺」として古くから親しまれています。
その境内に鎮座するのが「世界一の福寅」と呼ばれる巨大な虎像です。見た目は伝統的な張り子の虎を思わせますが、実際にはFRP製で、張り子の意匠を取り入れた立体造形となっています。
全長約6mにも及ぶこの福寅像は、伝統工芸の“張り子”そのものではないものの、そのデザインは日本の縁起物文化を色濃く反映しており、参拝客を力強く、そしてどこか愛嬌のある表情で迎えてくれます。
駅前の「道の駅 大和路へぐり くまがしステーション」では、これらの特産品を余すことなく楽しむことができます。地元の契約農家から届く新鮮な野菜はもちろん、平群産の金時芋を使ったソフトクリームや、古都華をふんだんに使った巨大なパフェは、SNSでも話題になるほどの人気です。
ちなみに、「くまがし」という言葉は、かつてこの地にあった大きな樫の木を指し、万葉集にも詠まれた平群の古い呼称のひとつです。
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