■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:あらい
洗膾は、日本で古くから親しまれてきた魚料理のひとつで、コイやタイ、スズキなどの新鮮な白身魚を薄くそぎ切りにし、冷水や氷水で洗って身を引き締めて食べる料理です。
刺身の調理法のひとつですが、ただ生のまま切って出すのではなく、冷水にさらすことで独特の歯ごたえと清涼感が生まれ、素材の持つ香りや甘みがよりはっきりと感じられるのが特徴です。
暑い季節に好まれることが多く、川魚を扱う地域ではとくに馴染みのある料理として受け継がれてきました。
川魚は季節や環境によって味が大きく変わるため、おいしく食べるための工夫が必要でした。水で洗って身を締めるという方法は、魚の香りを和らげ、食感をよくするための実用的な知恵だったのです。
その名は文字通り、魚の身を水で“洗う”ことといわれています。
「洗膾」の「膾」は細かく切った魚や肉の料理を指す古い字です。魚を薄くそぎ切りにする“洗い”の調理法に合うため、この字が当てられたといわれています。
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