■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:オランダガラシ
和蘭芥子とは、アブラナ科に属する多年生植物で、別名は「クレソン」。こちらの名前のほうが馴染みがあるかもしれません。和蘭芥子はクレソンの和名なのです。
この植物のもっとも面白い特徴のひとつが、驚異的な繁殖力にあります。一度その土地の水質や気候が合うと、ちぎれた一本の茎からでもあっという間に根を伸ばして大繁殖します。
日本には明治時代初期に西洋野菜として持ち込まれました。東京・上野の精養軒などで使われたものが野生化し、多摩川流域や各地の清流へ広がっていったとも伝えられています。
和蘭芥子の味の特徴といえば、口に入れた瞬間に広がる爽やかな辛みと、鼻に抜ける清涼感ある香り、ほのかな苦みです。ツンとした辛みの正体は「シニグリン」という成分で、大根やワサビ、からしにも含まれる成分として知られています。
明治時代、西洋から入ってきた珍しいものには、「オランダ○○」という名前が付けられることがよくありました。
和蘭芥子もそのひとつで、からしのような辛みを持つ西洋由来の植物、という意味から名づけられたといわれています。
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