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覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
大阪穴場グルメ_CMでおなじみの“あのミュージシャン”が手掛けた大阪初の餃子専門店「味奉行」/大阪ローカル穴場メシ情報[70]

大阪穴場グルメ_CMでおなじみの“あのミュージシャン”が手掛けた大阪初の餃子専門店「味奉行」/大阪ローカル穴場メシ情報[70]

今から37年前、まだ大阪に餃子専門店と呼べる飲食店がなかった時代。先駆けて大阪で餃子を広めた人物がいた。 それが、関西でおなじみの有名CMソングを手掛ける作詞作曲家であり、ミュージシャンであり俳優の宇野山和夫さんだ。 そして、彼が37年前に開店した餃子専門店が「味奉行」なのだ……。

CMでおなじみの“あのミュージシャン”が手掛けた大阪初の餃子専門店「味奉行」


今から37年前、まだ大阪に餃子専門店と呼べる飲食店がなかった時代。

世に先駆けて大阪で餃子を広めた人物がいた。

それがミュージシャンであり俳優の宇野山和夫さん(74)。

関西でおなじみの有名CMソングを手掛ける作詞作曲家であり、現在は「味奉行」という芸名で「やんちゃな高齢者」をリリース。

「三田佳子さんとは20年近く、土佐鶴のCMをやってました」という、大阪の大御所ミュージシャンなのだ。


エレベーターを降りると、宇野山さんと交友のある芸能人などの写真が飾られていて、左手が餃子専門店「味奉行」となる。


入り口も実にユニークだ。

とにかく宇野山さんはアイデアマン。

「このお店は37年になります。
ちょうど37歳の時に餃子専門店を始めたんですが、そのキッカケはハデな業界の表も裏も見てきたから。
周りの先輩方を見ると50代で仕事がなくなる人が多かったんです。
そうすると自分も将来を考えるじゃないですか。
それで飲食をやろうと思って。
大阪には餃子専門店がそれまでなかったから一からレシピを考えてスタートしたんです」

こうして生まれた焼き餃子。

一口サイズというのも当時の大阪では珍しく、値段も10個430円と安い。

当然ながら、すぐに話題となった。


「メニューもバラエティ豊かにしないとお客さんが来なくなると思ったんです。
それに、味も一ひねりを加えた。
流行ったら大阪では必ずマネされるからね。
マネができないように秘伝の味を作ったんです。
私以外、息子でも知らない味(笑)」

こうして生まれたのが「チーズ餃子」(8個・450円)。


チーズを厳選。

なおかつ、さまざまな相性を確かめて、揚げ餃子にした。

塩で食すのだが、これがまた旨い。

女性客に大ヒットしたメニューとなった。


パリッとした食感と、中のチーズの柔らかさがちょうど良い。

それでいて黒ゴマともマッチする。


宇野山さんには、次々と餃子のアイデアは浮かぶ。

「揚げ餃子」(8個・450円)も同店のオリジナルだ。


串に刺した餃子で上には花鰹がのる。

言うならば和餃子。


海苔で巻いて、それを揚げる。

いやはや、こちらもビールとこの上なく合う旨さだ。

「今までにホンマにいろんなことがありました。
お店の周りにも類似店がたくさんできましたけど、今ではどこも残っていない。
正直いえば、成功したというより生き残ったという感じですね」

味と値段にうるさい大阪で飲食店を成功させるのは非常に難しい。

長く続くには必ず“理由”があるのだ。

ちなみに冬季限定「ぶりしゃぶ餃子鍋」なんてメニューもある。

店内は83席と広々。

宴会、打ち上げでも利用できるので、ありがたいお店だ。


餃子専門店「味奉行」
[住所]大阪市北区西天満6-9-2RITYビル3階
[TEL]06-6365-8421
[営業時間]17:00~翌2:00
[定休日]不定休










加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

このグルメ記事のライター
加藤慶@まとメシ

加藤慶(かとうけい) 大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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