甕から注ぐ多彩な前割りと上質な和食が自慢『新橋 二貴(にたか)』@新橋
新橋で焼酎の店といえば『二貴』、『二貴』といえば焼酎だ。何せ芋の前割りだけで9種類。主力の「万膳酒造」の銘柄は「萬膳」など3種を揃え、素焼きの甕から注いでくれる風情もたまらない!
ぬる燗を黒千代香でちびちび、舌に広がる芋の甘みがよりまろやかに感じるのは昔ながらの錫のちろりで温めるからか、店内の甕で2~3週間寝かせているからか。
「蔵とはまた違う店の味になっていいね」と蔵元やお客さんにも好評だそう。
つまみで外せないのは名物「カニクリームコロッケ」。特に木・金限定のプレミアム版はズワイガニの量が何と通常の2.5倍。クリーミーな旨さは前割りのやさしい味と相思相愛だ。生エイヒレやフグの唐揚げも人気。合わせた芋ロックは切子&溶けにくい手削りの丸氷で提供してくれるのもうれしい。
生エイヒレ焼き1870円、「萬膳庵ニシキ」ロック1650円、プレミアムカニクリームコロッケ(1個)1210円※木金のみ&数量限定、前割り焼酎「萬膳」黒千代香1合1100円

〆はご近所の姉妹店『割烹以志井』の味「鯛めし」を。素材を生かした気品ある美味に、最後まで口福が訪れる。
店主:石井貴之さん「新橋で開業し21年。焼酎は約300種を揃えています」
[店名]『新橋 二貴(にたか)』
[住所]東京都港区新橋2-11-8国土施設ビル1階
[電話]03-3519-6676
[営業時間]17時~23時半※土は~22時
[休日]日・祝※8・9月は土休み
[交通]JR山手線ほか新橋駅日比谷口から徒歩3分
まるで博物館!焼酎の幅広さと奥深さを知る『焼酎研究所 〇一酒店(まるいちさけてん)』@下丸子
東急多摩川線の駅、下丸子。ローカル感漂うこの小さな街に焼酎好きの聖地が潜んでいるなんて誰が思うだろう。扉を開ければ壁面を埋め尽くす芋に麦に米に黒糖……その数ザッと1500種以上。日本の焼酎蔵、ほぼ全蔵を揃える稀有なバーで酒屋でラボでもある。いやぁ度肝を抜かれます。
私なんぞの初心者は見たこともない銘柄も多いが、「そんな人にこそ魅力を広めたいんです」とは店主の市原敬さん。
芋の登竜門的な一杯が「JUKAI PREMIUM OAK」だ。宮崎の蔵元で眠っていた古酒を市原さんがプロデュースしたもので、6年貯蔵のまろやかな旨みに恍惚。基本はロックで提供し、鹿児島の温泉水をさし水として添えてくれるので好みの割り具合で楽しめる。
「COCCO 5」1000円、「JUKAI PREMIUM OAK」1000円

注いですぐ口に含めばストレート風、少しずつ水を加えて度数を落とせば飲む度に変化する味の発見に感動の嵐。レアなお宝もザクザク、ここは別名「焼酎博物館」です。
店主:市原敬さん「特約店としてうちだけの瓶詰もありますよ」
[店名]『焼酎研究所 〇一酒店(まるいちさけてん)』
[住所]東京都大田区下丸子1-6-1
[電話]なし
[営業時間]19時~23時
[休日]不定休(インスタグラムで要確認)
[交通]東急多摩川線下丸子駅から徒歩3分
撮影/大西陽(おてきちや、〇一酒店)、浅沼ノア(ごち惣家)、西崎進也(二貴)、取材/肥田木奈々(おてきちや、ごち惣家、二貴、〇一酒店)
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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