×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

もはやブームではなく、酒場の大定番となったレモンサワー。時代に合わせてさまざまに進化。ベースのお酒に甲類焼酎以外を使ったり、果汁を搾るだけでなく、果皮を削ったりシャーベットにしてみたり。料理にも合えば、単体でもおいしいレモンサワー大集合!

icon-gallery

WHAT IS LEMON SOUR

1960年代前半に日本で生まれたレモンサワーの定義は厳密ではなく、発祥とされる祐天寺の『もつ焼きばん』では焼酎の炭酸割りにレモンを加えていた。いまでは蒸留酒(焼酎、ジン、ウォッカなど)をソーダで割るとサワーで、それにレモン果汁をあしらうとレモンサワーであるという解釈が一般的だ。そのため、甘めからすっきりまで、種々様々が存在する。

【鮮度を重視 × 鴨のロースト】『カジュラボ』@北千住

ソルベ(シャーベット)ののった『本気のレモンサワー』をゴクリ。涼が喉を伝わってきた。

ここはお通しがレモン(搾り放題)という果汁特化のレストランバー。

「カジュッタ」という搾り機にレモンをセットするとプロペラがレモンの中で回転し、内から外へピールを削る。たちまちシズル感!新鮮な香りが辺りに立ち上った。鼻先で果実の香りがすると、反射的に南国にいる錯覚が起こるものですね。

クラフトサワーに併せて、柑橘との相性がよい素材とレシピで調えられた本格フレンチとのペアリングも楽しめて満足度が高い。

【鮮度を重視 × 鴨のロースト】生搾りCAJYUTTAサワー 750円、チェリバレー鴨のロースト 柑橘のピュレとバルサミコ 2500円

『カジュラボ』【鮮度を重視 × 鴨のロースト】(奥)生搾りCAJYUTTAサワー 750円、(手前)チェリバレー鴨のロースト 柑橘のピュレとバルサミコ 2500円 『生搾りレモンサワー』はキンミヤで。下町の北千住だから甲類焼酎で作る。頼まれてから搾ることで、酸化が始まる前に味わえる速度(新鮮度)で勝負。見事な鴨料理は通常のフレンチよりも甘さを引き算。レモンサワーとマッチし食べ疲れないバランスに仕上げた

これから夏にかけて、すだち、かぼす、シークァーサーや熟成前の青蜜柑も登場するから楽しみは多い。気晴らしに最高な一軒だ。

店主:海老沼敬介さん、シェフ:幡野恭平さん「矢郷農園(小田原)直送のレモンを味わってみてください」

ライター:輔老「まさか本格フレンチと相性が◎だなんて!?と驚く旨さ」

『カジュラボ』

[店名]『カジュラボ』
[住所]東京都足立区千住4-20-14・1階
[電話]03-5248-9877
[営業時間]17時〜翌1時
[休日]日(月が祝の場合は営業、月休)
[交通]地下鉄千代田線ほか北千住駅西口から徒歩5分

【梅干し入り × アジフライ】『イザック』@池尻大橋

和風、ハニー、塩、ピり辛、すっぱ……なんと、これみんなレモンサワー! その数10種以上。

レモンは愛媛県岩城島産、ベースは甲類と芋焼酎、スパイス焼酎などを使い分ける。考案はすべて店主の登坂麻美さん。レモンサワーへのこの熱さ、いったいどこから!?

「レモンサワーが好きで、居酒屋でたくさん飲んできました。店をやるなら、本当においしいレモンサワーを作りたいと」。2019年、『イザック』を開店、10種以上のレモンサワーを看板ドリンクとした。

【梅干し入り × アジフライ】すっぱレモンサワー 680円、アジフライ(2尾)880円

『イザック』【梅干し入り × アジフライ】(奥)すっぱレモンサワー 680円、(手前)アジフライ(2尾)880円 アジフライは鳥取県境港から取り寄せる

逸品アジフライをサクッとかじり、生レモンサワーをくいっ。シュワッとやわらかな刺激と酸味がのどを通り抜ける。こんな幸せ、あるんです。

店主:登坂麻美さん「おいしいレモンサワーが揃ってます。気楽にのぞいてみてください!」

ライター:本郷「レモンサワー愛を感じながら飲む一杯は最高!」

『イザック』

[店名]『イザック』
[住所]東京都目黒区東山3-15-4 メゾン・ド・カナリ1階
[電話]03-6451-2546
[営業時間]月〜金19時〜24時、土・日・祝18時〜24時 ※23時閉店の場合あり 詳細はインスタ@izac_flatで
[休日]不定休
[交通]東急田園都市線池尻大橋駅東口から徒歩1分

【ほの甘いレモンジャム × カツオの燻製】『個室居酒屋 五反田 日々喜』@五反田

レモンサワーのラインナップは常に十数種。「試行錯誤しながら、お客様の反応も見て味を変えることもあります」と、スタッフの上原準也さん。

メニューは、「甘味」「酸味」「スッキリ」「喉ごし」「ドライ」の5つの観点をチャート化。

ひと目で特徴がわかるので、「お客様同士でわいわい選んで楽しんでいただきたい」と上原さん。

バランスのよさNo.1は瀬戸田レモンサワー。レモンのジャムを使うため、ほのかな甘み、酸味、そこに加わるほろ苦さが絶妙だ。

【ほの甘いレモンジャム × カツオの燻製】瀬戸田レモンサワー 780円、藁香る鰹の塩たたき 1880円

『個室居酒屋 五反田 日々喜』【ほの甘いレモンジャム × カツオの燻製】(左)瀬戸田レモンサワー 780円、(右)藁香る鰹の塩たたき 1880円 レモン塩、藻塩わさび塩、醤油でも美味

共にいただきたいのは「藁香る鰹の塩たたき」。脂ののったカツオを藁で炙って瞬間燻製。力強い赤身の味わいに、瀬戸田レモンサワーの爽やかさが見事に合う。

スタッフ:上原準也さん「新作『風神レモンサワー』や、塩漬け桜入りなど、季節のレモンサワーもお楽しみに!」

ライター:本郷「どの味にするか、選ぶ楽しさもおいしさの秘密」

『個室居酒屋 五反田 日々喜』

[店名]『個室居酒屋 五反田 日々喜』
[住所]東京都品川区西五反田1-32-2五反田ALCOVE 1階
[電話]03-6421-7394
[営業時間]17時〜24時(金のみ〜翌1時)
[休日]日
[交通]JR山手線ほか五反田駅西口から徒歩4分

次のページ
【皮ごと使う一杯 × ハンバーグ】『TOKYO L.O.C.A.L BASE(東京ローカルベース)』@町屋
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

『おとなの週末』編集部
『おとなの週末』編集部

『おとなの週末』編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。2026年7月15日発売の8月号では、「夏の粋…